2025.09.18

キャンプ開始まで約2週間…FA市場で動きのないウォリアーズへバトラー3世が接触か?

ウォリアーズ在籍2年目を迎えるバトラー3世[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 NBAの2025-26シーズンは、北米以外でプレシーズンゲームが組まれている5チームが9月25日(現地時間24日、日付は以下同)からトレーニングキャンプが開始。残りの25チームは、30日からキャンプが始まって本格始動していく。

 そうした中、今夏動きが見られなかったゴールデンステイト・ウォリアーズは、現状でロスターが足りておらず、このままレギュラーシーズンへ臨むには厳しい状況にある。

 このチームにはステフィン・カリードレイモンド・グリーンジミー・バトラー3世のビッグ3が在籍。さらにバディ・ヒールドブランディン・ポジェムスキー、モーゼス・ムーディー、クインテン・ポスト、トレイス・ジャクソン・デイビスらが契約下にいるとはいえ、長丁場を乗り切るためには頭数が不足している。

 その要因となっているのが制限付きFA(フリーエージェント)のジョナサン・クミンガ。2021年のドラフト1巡目7位でウォリアーズから指名された203センチ95キロのフォワードは、ウォリアーズのクォリファイングオファーを受け入れて今シーズン終了後に制限なしFAになるのか、それとも再契約を結ぶのか、あるいはサイン&トレードで他チームへ移籍するのか注目されている。

 先日、ウォリアーズはクミンガに対して3年7520万ドル(約109億7920万円/3年目はチームオプション)をオファーしたと『ESPN』が報道。ただ、18日を迎えた時点でその後の進捗はない。

 すると地元メディア『NBC Sports Bay Area』が、17日にポッドキャスト番組“Dubs Talk”を更新。ダルトン・ジョンソン記者は、『ESPN』が報じた内容にグリーンとバトラー3世がクミンガへ様子を伺ったこと、さらにはジョンソン記者の私見としてバトラー3世がチーム側へ現状とどんなプランなのか連絡をとったと話していた。

 ウォリアーズは10月6日からプレシーズンゲーム5試合が組まれていて、22日のロサンゼルス・レイカーズ戦で、レギュラーシーズン開幕戦を迎える。このチームがキャンプ開始までの約2週間で、どんな動きを見せるのかは気になるところだ。

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO