2025.09.19
9月7日(現地時間6日、日付は以下同)。マサチューセッツ州スプリングフィールドにあるシンフォニー・ホールで、2025年バスケットボール殿堂入りメンバーの式典が開催され、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)がその仲間入りを果たした。
NBA歴代10位のレギュラーシーズン通算2万8289得点を積み上げたスコアラーは、オールスターに10度、オールNBAチームに6度、75周年記念チームにも名を連ねたレジェンド。
キャリア19シーズンのうち、ナゲッツに約8シーズン、ニューヨーク・ニックスで約7シーズンをプレー。ニックス時代の2012-13シーズンには平均28.7得点でスコアリングタイトルを獲得し、レギュラーシーズン412試合で平均24.7得点7.0リバウンド3.2アシスト1.0スティールを残した。
2011年から3年連続でニックスのプレーオフ出場に貢献したカーメロは、2013年にはカンファレンス・セミファイナルへ進出。レギュラーシーズン平均得点はフランチャイズ史上4位、通算1万186得点では同7位、フィールドゴール成功数3627本で同10位、3ポイントシュート成功数762本で同3位、フリースロー成功数2170本で同9位と、複数の部門で球団トップ10入りしている。
では、カーメロがニックスで着用した背番号7は永久欠番になるのか。この男が2016-17シーズンを最後に退団してから、このチームで背番号7を着用した選手はおらず、今年殿堂入りしたことで永久欠番入りする可能性は高まったのかもしれない。
17日に地元メディア『SNY』は、ニックスがこの数週間でカーメロの永久欠番入りについて内部で議論をしていると報道。最終的な決断は、オーナーのジェームズ・ドーランが下すことになるという。
今シーズンで球団創設80シーズン目を迎えるニックスは、優勝2度、プレーオフ進出46度を誇る。これまで永久欠番になったのは8選手ながら、2003年にパトリック・ユーイングの背番号33を永久欠番にしてから、そのリストは変わっていない。
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