2025.07.30
昨シーズン。マイアミ・ヒートで開幕を迎えたジミー・バトラーは、公の場でトレード志願とも受け取れる発言をするなどチームから複数回の出場停止処分を科され、今年2月7日(現地時間6日、日付は以下同)に成立した5チーム間トレードでゴールデンステイト・ウォリアーズへ移籍した。
ウォリアーズへ移籍後、バトラーはステフィン・カリーやドレイモンド・グリーンとチームメートになり、レギュラーシーズン30試合の出場で平均17.9得点5.5リバウンド5.9アシスト1.7スティールを残し、プレーオフ進出に貢献。
ウォリアーズ移籍後、バトラーは延長契約を締結したのだが、新天地についてこう口にしていた。
「ここにいられてすごくハッピーだ。この組織は一流なんだ。もちろん、ステフと同じチームでプレーできている。世界にいる99.9パーセントの人たちと同じく、俺も彼のファンでね。それにチャンピオンシップを獲得するチャンスもあるんだぜ? これ以上、何を求めろって言うんだ?」
今夏10シーズン在籍したケボン・ルーニーがニューオーリンズ・ペリカンズへ移籍したとはいえ、今シーズンでカリーは17シーズン目、グリーンも14シーズン目と、主軸がドラフトからずっとウォリアーズにいる。
7月24日に公開された『FanDuel TV』の番組“Run It Back”へゲスト出演したデマーカス・カズンズは、2018-19シーズンに所属した古巣について、バトラーの意見に賛同していた。
「あの組織の一員になったことがあるから、俺はジミーの意見に100パーセント賛成だ。あのチームはNBAでもトップの組織の1つなのは間違いない。彼らは選手たちと同じように、その家族のことも大切にしてくれる」
ウォリアーズ時代のカズンズは、ケガに苦しんだものの、30試合に出場して平均16.3得点8.2リバウンド3.6アシスト1.3スティール1.5ブロックとオールラウンドな数字をマーク。
キャリア初出場となった2019年のプレーオフで、カズンズはケガのため8試合のみの出場で平均7.6得点4.9リバウンド2.4アシストに終わるも、トロント・ラプターズとのNBAファイナルでは全6試合へ出場した。
カズンズは当時のウォリアーズをこう振り返る。
「プレーオフやファイナルの期間、あのチームは選手たちだけでなく、その家族のための飛行機を用意していた。それをしている組織は多くないし、俺はそれまで聞いたこともなかった」
NBAキャリア11シーズンで、カズンズはサクラメント・キングスやペリカンズ、デンバー・ナゲッツ、ヒューストン・ロケッツなど計7チームに所属してきたのだが、ウォリアーズは印象に残っているチームの1つだったようだ。
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