2025.07.29

かつて6シーズン在籍したクリッパーズ復帰を飾ったクリス・ポール「簡単な選択だった」

今夏クリッパ―ズへ復帰したポール[写真]=Getty Images
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 7月29日(現地時間28日、日付は以下同)。22日にロサンゼルス・クリッパーズと契約を結んだクリス・ポールが入団会見を行なった。40歳の大ベテランにとって、クリッパーズは2011-12から2016-17までの6シーズンをプレーした古巣で、今回で2度目の在籍となる。

 昨シーズン。サンアントニオ・スパーズでレギュラーシーズン82試合へフル出場し、平均8.8得点3.6リバウンド7.4アシスト1.3スティールに3ポイントシュート成功率37.7パーセント(平均1.7本成功)を残した男は、クリッパーズへ復帰することについて「簡単な選択だった。本音を言っていいなら、僕は必要とされればどんな手段を使ってでもここへ戻ってプレーしたかった」と、古巣への思いを語っていた。

 今シーズンのクリッパーズは、ジェームズ・ハーデンが先発ポイントガード(PG)に入り、ポールがかつてヒューストン・ロケッツで共演した元同僚の控えを務める。2023-24シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズで58試合のうち40試合でベンチスタートを経験したポールにとって、フルタイムで控えに回るのはキャリア初となる。

 現在クリッパーズは3年連続でプレーオフ1回戦敗退を喫しているとはいえ、今夏このチームは戦力増強に成功。トレードでノーマン・パウエル(現マイアミ・ヒート)、ドリュー・ユーバンクス(現サクラメント・キングス)をウェイブ(保有権放棄)し、トレードでジョン・コリンズ、FA(フリーエージェント)戦線でブルック・ロペスブラッドリー・ビールをロスターへ加えた。

「このオフシーズンにチームが見せた動きにワクワクしている。ブラッドがやってきて、ブルック・ロペスも入り、若い選手たちもいる。ジェームズ、それにカワイ(レナード)とも話した。僕らには(優勝する)チャンスがあることがさらに楽しみなんだ」

 ポールは新シーズンに向けてそう意気込み、NBAキャリア21シーズン目が始動。40歳の大ベテランは、コート内外でクリッパーズの選手たちを助けることが期待されている。

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