2025.09.27

グリズリーズに痛手…ジャレン・ジャクソンJr.を含む主要ビッグマン陣の開幕欠場が濃厚に

グリズリーズで主軸を務めるジャクソンJr.[写真]=Getty Images
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 昨シーズン。メンフィス・グリズリーズはウェスタン・カンファレンス8位の48勝34敗を残し、プレーイン・トーナメントの末に第8シードでプレーオフ進出を果たした。

 ただ、今シーズンは開幕から主要ビッグマンを複数欠いて臨むことを余儀なくされることとなった。ジャ・モラントサンティ・アルダマジェイレン・ウェルズ、新加入のケンテイビアス・コールドウェル・ポープにタイ・ジェロームらを擁するものの、戦力ダウンは避けられないだろう。

 というのも、グリズリーズは9月27日(現地時間26日、日付は以下同)に3選手の進捗状況を発表。7月のイベント中に右足のターフトゥ(足の親指の付け根の関節)を負傷し、修復手術を受けたジャレン・ジャクソンJr.は復帰まで4~6週間を要し、オフシーズンに左足首の手術を受けたザック・イディーが6~9週間を欠場することに。

 さらに、グリズリーズはブランドン・クラークがオフシーズン中のトレーニングで負った、ヒザの滑膜炎に対処するための関節鏡手術を受けるため、6週間後に再評価することになると発表。

 昨シーズン。このチームでは208センチ109キロのジャクソンJr.は先発パワーフォワード、224センチ138キロのイディーが先発センターへ入り、203センチ97キロのクラークがバックアップに入っていたため、フロントコート陣の離脱は大きな痛手となる。

 なお、ジャクソンJr.は昨シーズンに74試合へ出場して平均22.2得点5.6リバウンド2.0アシスト1.2スティール1.5ブロック、イディーが66試合の出場で平均9.2得点8.3リバウンド1.3ブロック、クラークは64試合で平均8.3得点5.1リバウンドを残していた。

 彼らが欠場している期間は、アルダマ(211センチ101キロ)やジョック・ランデール(211センチ116キロ)、GG・ジャクソン2世(206センチ97キロ)らがカバーしていくことになりそうだ。

 今シーズンのグリズリーズは、30日にトレーニングキャンプが開始。プレシーズンゲームを5試合こなし、10月23日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でレギュラーシーズンが開幕する。

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