2025.09.26

シクサーズのカイル・ラウリーが現役ながら『プライムビデオ』のアナリストへ就任

NBAキャリア20年目を迎えるラウリー[写真]=Getty Images
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 9月26日(現地時間25日)。2025-26シーズンからNBAの試合を配信する『Prime Video』(プライムビデオ)が、新たに放送チームへアナリストが加わると発表した。

 これまで、『プライムビデオ』ではダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)やブレイク・グリフィン(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)、ドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、スティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)といったレジェンドたちが放送チームのメンバーに入ってきた。

 ただ、今回の発表で、『プライムビデオ』は現役のカイル・ラウリーフィラデルフィア・セブンティシクサーズ)をアナリストとして雇ったことを発表。39歳のラウリーは、今シーズンでキャリア20年目を迎える大ベテラン。

 ラウリーは現役のため、今シーズンは“特定の出演”になるものの、複数年契約を結んだことで、現役引退後はフルタイムのアナリストとして活躍の場を移すことが予想されている。

「プライムスポーツチームで私のバスケットボールジャーニーにおける次のチャプターを始められることを楽しみにしています」と、リリースの中で語っていたラウリーは、オールスターに6度選ばれ、2019年にトロント・ラプターズで優勝した経験を持つ。

 キャリア19年目の昨シーズンは、シクサーズで35試合の出場で平均18.8分3.9得点1.9リバウンド2.7アシスト0.9スティールに終わったものの、経験豊富なベテランガードであることに変わりはない。

 これまでに約3シーズン所属したマイアミ・ヒートで指揮を執るエリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、昨年ラウリーについて「彼の成績や平均得点だけを見て判断してはいけない。彼は勝利するうえでインパクトを与えている」と評していた。

 シクサーズではベンチメンバーを務めるほか、若手のメンター役もこなすラウリー。『プライムビデオ』の番組へ出演した際、どのような分析をしていくのかは気になるところだ。

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