2024.02.24
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、制限なしフリーエージェント(FA)となっていたカイル・ラウリーと1年契約に合意した。7月8日(現地時間7日)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。
ラウリーは、2006年にメンフィス・グリズリーズでNBAキャリアを開始しており、来シーズンに20年目を迎えるベテランである。キャリア序盤はグリズリーズやヒューストン・ロケッツで過ごし、2012年にトロント・ラプターズへ移籍。
ラプターズではデマー・デローザン(現サクラメント・キングス)と共にチームの中心となり、2014-15シーズンから6年連続でNBAオールスター選出を果たしている。さらに2019年にはカワイ・レナードと共にラプターズでリーグ制覇を成し遂げており、ラプターズで着用していた背番号「7」はラウリーの引退後に永久欠番となることが既に発表されている。
2021-22シーズンの開幕前にラプターズからマイアミ・ヒートに移籍し、ジミー・バトラー(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)とともにベテランとしてチームを牽引した。2024年1月にシャーロット・ホーネッツへ放出された後に解雇となり、同年2月にシクサーズに加入している。
昨シーズンは股関節のケガの影響も重なり35試合(うち先発は12試合)の出場に留まっており、18.8分の平均出場時間で平均3.9得点1.9リバウンド2.7アシストを記録している。
シクサーズは昨シーズン、ジョエル・エンビードやポール・ジョージ、タイリース・マクシーといったスター選手を揃え注目を集めたものの、ルーキーのジャレッド・マケインを含む主力選手の多くがケガにより欠場し、レギュラーシーズンの戦績を24勝58敗(勝率29.3パーセント)としてイースタン・カンファレンス13位でポストシーズンを逃している。
シクサーズが来シーズンに向けた再建を図る中で、ラウリーにはマクシーやマケインら若手選手としてのメンター的な役割が期待されているものと見られる。
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