2025.07.09
7月8日(現地時間7日)。ニューヨーク・ニックスは、トム・シボドーの後任として、球団の次期ヘッドコーチ(HC)にマイク・ブラウンが就任したことを正式に発表した。
Welcome, Coach Mike Brown! pic.twitter.com/UC8tigtjzi
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) July 7, 2025
「マイクはこのスポーツにおいて大舞台で何度もコーチきました。彼が我々の組織へチャンピオンシップの経歴を持ち込むことになります」
ニックスのバスケットボール運営部代表レオン・ローズ氏がリリースの中でそうコメントしたとおり、ブラウンはアシスタントコーチ(AC)時代にサンアントニオ・スパーズ(2003年)、ゴールデンステイト・ウォリアーズでは2017、2018、2022年に優勝を経験。
昨シーズン序盤まで指揮を執っていたサクラメント・キングスでは、2006年を最後にプレーオフから遠ざかっていたチームを2023年にプレーオフの舞台へ導いた。
55歳のブラウンは、クリーブランド・キャバリアーズ時代の2008-09シーズン、キングス時代の2022-23シーズンに最優秀コーチ賞を受賞。キャバリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズ、キングスで約11シーズン指揮官を務め、レギュラーシーズン通算758試合で454勝304敗(勝率59.9パーセント)、プレーオフ通算90試合で50勝40敗(勝率55.6パーセント)を残してきた。
昨シーズンのニックスは、ジェイレン・ブランソンとカール・アンソニー・タウンズを中心にOG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハートを擁して2000年以来初のカンファレンス・ファイナルへ進出。
今夏ニックスはベテランガードのジョーダン・クラークソン、フォワードのガーション・ヤブセレをロスターに加えて戦力アップに成功しているだけに、ブラウン新HCの下で1973年を最後に遠ざかっているリーグ制覇を成し遂げることができるか注目したい。
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