2025.07.09

スパーズがウィザーズとのトレードでベテランビッグマンのケリー・オリニクを獲得へ

ペリカンズで昨季を終えたオリニク[写真]=Getty Images
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 7月9日(現地時間8日、日付は以下同)。サンアントニオ・スパーズワシントン・ウィザーズの2チーム間でトレードが合意したと『ESPN』が報じた。

 このトレードで、スパーズはガードのマラカイ・ブランナムとブレイク・ウェスリー、2026年のドラフト2巡目指名権を手放し、ウィザーズからビッグマンのケリー・オリニクを獲得するとのこと。

 ブランナムは昨シーズンに47試合へ出場して平均9.1分5.0得点1.1リバウンド、ウェスリーは58試合の出場で平均11.8分3.7得点1.1リバウンド2.0アシストを記録。どちらもキャリア3年目を終えた22歳で、2025-26シーズン終了後に制限付きFA(フリーエージェント)となる。

 一方のオリニクは、211センチ108キロのパワーフォワード兼センター。カナダ出身のビッグマンは、NBAキャリア12年目の昨シーズンにトロント・ラプターズとニューオーリンズ・ペリカンズで計44試合に出場し、平均20.3分8.7得点4.7リバウンド2.9アシストにフィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイントシュート成功率41.8パーセントを残した。

 今シーズンが契約最終年となるオリニクは、7日に正式発表された3チーム間トレードでペリカンズからウィザーズへ移籍した直後に再びトレード。新天地スパーズで新加入のルーク・コーネットとともにビクター・ウェンバンヤマのバックアップ役、あるいはフロントコートとして同時起用されることになりそうだ。

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