2024.02.24
1月24日(現地時間23日、日付は以下同)。マイアミ・ヒートとシャーロット・ホーネッツの2チーム間でトレードが成立した。両チームによるトレード詳細は下記のとおり。
<ヒート獲得>
テリー・ロジアー(ガード)
<ホーネッツ獲得>
カイル・ラウリー(ガード)
2027年のドラフト1巡目指名権(条件つき)
昨シーズンのイースタン・カンファレンス王者ヒートは、23日を終えた時点でイースト6位の24勝19敗ながら3連敗を喫していた。今回獲得したロジアーは185センチ86キロのコンボガードで、NBAキャリア9年目の29歳。
ホーネッツ在籍5年目の今シーズンは、ここまで30試合の出場で平均23.2得点3.9リバウンド6.6アシスト1.1スティールを記録。ホーネッツ加入後、プレーオフに出場できていないものの、ボストン・セルティックス時代に4年連続で出場しており、2018年には主力の一角として平均16.5得点5.3リバウンド5.7アシスト1.3スティールの大暴れを見せていた。
ヒートではジミー・バトラー、バム・アデバヨ、タイラー・ヒーロー、ハイメ・ハケスJr.、ダンカン・ロビンソンらと新たなグループを形成し、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)の下でプレーしていくこととなる。
一方のホーネッツは、7シーズン連続でプレーオフから遠ざかっており、ラメロ・ボールとともに主力を担ってきたロジアーを手放し、ラウリーというベテランを獲得。
もっとも、『ESPN』によると、ホーネッツは2月9日のデッドラインまでにラウリーをトレードする見込みで、もし成立しなければ、今シーズン終了後に契約満了となる37歳のベテランガードとバイアウトで決別するかもしれないという。
ホーネッツは23日を終えた時点でイースト13位の10勝31敗。ラウリーは攻防両面でまだまだ貢献できる選手で、ハッスルプレーやリーダーシップなど、若手が多いチームのリーダー格として重宝される存在だけに、今後の動向に注目していきたい。
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