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4本の3ポイントを含む17得点をマークしたガビ・ウィリアムズ［写真］＝fiba.com
8月7日、東京オリンピック バスケットボール女子の3位決定戦が行われ、フランス代表がセルビア代表と対戦した。
6日の準決勝から、両チームは休む間もなく銅メダルをかけた一戦に臨んだ。セルビアの先制点でスタートした試合だったが、その後はフランスがわずかにリードを奪う展開が続く。しかしそのフランスもセルビアに3ポイントシュートを決められ終盤に逆転を許すと、第1クォーターを19－23と4点ビハインドで終える。
続く第2クォーターは4度も同点となるなど、より一層拮抗した展開に。フランスが序盤にリードを奪い返すと、その後は同点止まりとし、なんとか逆転を許さず。セルビアはイボンヌ・アンダーソン、フランスはサンドリーヌ・グルダが、ともに前半だけで14得点を挙げてチームをけん引。最後はフランスの長距離砲が決まり43－40で試合を折り返す。
3点リードで迎えた第3クォーター、立ち上がりにフランスが3ポイントを沈めてリードを広げると、このクォーターにチーム全体で4本の長距離砲をヒット。徐々にフランスが試合の主導権を握ると、終盤には2ケタ点差に広げ、67－56と11点リードで最後の10分間へ。
勝負の第4クォーター、序盤からフランスが立て続けに3ポイントを沈め、中盤には一時19点ものリードを奪う。しかし、そこからセルビアに連続失点を許すと、残り3分38秒にはアンダーソンの連続得点で7点差まで詰められてしまう。それでもフランスはリードを譲らず、最後は3ポイントで突き放すことに成功。91－76で勝利を飾ったフランスが銅メダルを獲得した。
チーム全体で14本の3ポイントを決めたフランスは、ガビ・ウィリアムズの17得点を筆頭に7選手が2ケタ得点をマークした。一方、セルビアはアンダーソンが24得点5アシストと奮闘したが、4位で大会を終えた。
■試合結果
セルビア 76－91 フランス
セルビア｜23｜17｜16｜20｜＝76
フランス｜19｜24｜24｜24｜＝91
