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8月28日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」が大会4日目を迎え、フィリピンでグループBとC、日本でグループF、インドネシアでグループGの1次ラウンド2試合が行われた。
グループBは前評判通り1位通過を有力視されていたセルビアが2連勝を飾り、2次ラウンド進出へ大きく前進。日本とパリオリンピック出場権獲得を争う中国は、格下と見られていた南スーダンに20点差で敗れ、痛恨の2連敗となった。
グループCは優勝候補筆頭のアメリカが100点ゲームでギリシャを圧倒し2次ラウンド進出決定。延長戦の末にヨルダンを下したニュージーランドが得失点差12でギリシャを追いかける格好となり、30日の直接対決でもう1枚の2次ラウンド進出切符を争うことになった。
沖縄アリーナで開催されたグループFは、本命のスロベニアがジョージアを下し2連勝。ルカ・ドンチッチは2試合連続30得点超えとなる34得点10リバウンドの活躍でチームを勝利に導いた。また、出場32カ国で最下位(FIBAランキング64位)のカーボベルデが格上のベネズエラを下し、ワールドカップ初出場初勝利。格下相手に敗れたベネズエラは2連敗で苦境に追い込まれた。
グループGでは、前回大会王者のスペインがブラジルを振りきる2連勝で2次ラウンド進出を決めた。アルバルク東京への加入が決まっているブラジル代表のレオナルド・メインデルは約27分の出場で7得点の成績。もう1試合では、イランが格下と見られていたコートジボワールに第4クォーター残り2秒で逆転され2連敗。こちらは優勝候補スペインとの対戦を前に2次ラウンド進出の可能性が完全に消滅した。
日本の歴史的勝利から一夜明けたこの日は、アジアの代表3チームが1次ラウンド初勝利を目指し試合に臨んだものの、いずれも敗戦。1次ラウンド各組2試合を終えた段階でアジア勢の勝利は日本の1勝にとどまっており、苦戦が続いている。
■「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」1次ラウンド 試合結果(8月28日開催)
・グループB
中国 69-89 南スーダン
プエルトリコ 77-94 セルビア
・グループC
ニュージーランド 95-87 ヨルダン
ギリシャ 81-109 アメリカ
・グループF
ベネズエラ 75-81 カーボベルデ
ジョージア 67-88 スロベニア
・グループG
コートジボワール 71-69 イラン
ブラジル 78-96 スペイン