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5月12日(現地時間11日)、WNBAのワシントン・ミスティクスはラスベガス・エーシズと対戦。今シーズンからミスティクスに所属する町田瑠唯は初めて先発に名を連ね、9得点をマーク。チームも89-76で勝利し、この勝利でシーズン開幕3連勝となった。
試合後に記者会見に臨んだ町田は、いきなりスターターに抜擢されたことについては「心の準備ができていなかった(笑)」と笑みを交えてコメント。それでも、「出だしはすごい緊張していたんですけど、後半にしっかり切り替えて、勝つことができてホッとしています」と語った。
この試合では、前半はビハインドを背負っていたものの、後半最初の町田のシュートをきっかけに勢いを取り戻し、逆転に至った。「ディフェンスをしっかりやって走ろうということで、シュートを決められてもすぐスローインをしようと話していて、自分もそういうバスケットが好き」と語る町田にとって、このような展開はまさしく”十八番”だったようだ。
また、アメリカで戦う上でネックとなるサイズの部分にも言及。「身長がない分、スピードのところや、ピックが起こった時にセンターに負担をかけないディフェンスを心がけている」と話していることから、アメリカでのプレースタイルを模索していることがうかがえる。
その一方で、町田は日本とは異なる試合日程にも触れ、「まだ慣れていないですが、コンディション面でアジャストしていかないといけない」とコメント。この日は「肉体的にはそこまで疲労感はなかった」と言いつつも、「これから試合が続いていくので、そこでどれだけ体のケアやコンディションを保つことができるかが大事」と自らの体と向き合っていた。