2022.04.26

町田瑠唯が現地で初の記者会見に登壇「チームの目標である優勝に貢献できるように頑張りたい」

渡米して初めての会見に臨んだ町田瑠唯 [写真]=バスケットボールキング
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 WNBAワシントン・ミスティクスと契約を結び、4月23日に日本を出発した町田瑠唯。日本時間の24日にワシントンD.C.に到着した町田が、26日、初めての記者会見に臨んだ。会見には町田の他にマイク・ティボーGM兼ヘッドコーチも同席した。

「Hello, my name is Rui Machida. Please call me “Rui”.」

 というあいさつで始まった会見では、現地の記者からも質問が多く寄せられ、それだけ町田に対する期待の高さがうかがえた。

 冒頭、「自分の役割やチームから求められていることを発揮して、チームの目標である優勝に貢献できるように頑張りたい」と力を込めた町田。まだ合流して間もないが、ワシントン・ミスティクスの印象を聞かれ、「まだ全員ではないのですが皆さんとあいさつをして、とても温かくてエネルギッシュなチームだと思いました」と第一印象を語った。

「(WNBAでは)どんなチームと戦ってもハイレベルのバスケをしなければいけないと思っています。今までは日本人としか一緒にプレーしてないので、海外の選手とプレーするのは大変なところもあるかもしれないですが、楽しみです。チームではバックアップにはなると思いますが、自分の武器であるスピードを生かしたプレーを意識してプレーしたいです」

(自分の武器である)アシストは一人でできるプレーではありませんし、チームメートといろんな意思疎通が作れていたからできたもの。ワシントンにはいろんな選手がいるので、各選手の特徴を理解して、みんなを活かせるようなプレーをしたいと思っています」

 また、同じワシントンでプレーする八村塁について聞かれた町田は「まだ直接話しをしていません。(八村とは)知り合いではないのですが、会う機会があれば色んな話をしてみたいです」と表情を緩めた。

 チームは現在開幕に向けて準備を進めている段階。プレシーズンゲームを含めた今後の町田の予定は明言されなかったが、デビュー戦がいつになるかなど、楽しみは尽きないと言えるだろう。