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4月16日、国立代々木競技場第一体育館(東京都)で第23回Wリーグプレーオフのファイナルが行われ、富士通レッドウェーブはトヨタ自動車アンテロープスと対戦した。
試合の出だしでリードを奪った富士通は、10点差で試合を折り返すことに成功する。後半に入っても試合を優位に進めると、7点のリードで第4クォーターへ。しかし、最後の10分間では8-20とトヨタ自動車に圧倒され、最後は69-74でファイナルの初戦を落とした。
7得点2リバウンド8アシスト1スティールを挙げた町田瑠唯は、試合後の会見で「ゲームの出だしは良かったんですけど、大事なところで私がイージーシュートやフリースローを決めきれなかったところが、負けにつながったと思います。明日は切り替えてやります」と自身の反省点について語った。
試合の主導権を握りながらも、最後には悔しい逆転負けを喫した富士通。第4クォーターのプレーについては「相手のディフェンスがマッチアップを変えてきて、どうやって攻めるかをコート上の5人が迷ってしまい、いつも通りのオフェンスができなかったです」と言及した。
「久々のファイナルっていうのもあって自分自身、すごく楽しみにしてました」と素直な心境を語った町田。6年ぶりのファイナルに出場し、気持ちの入ったプレーで出だしからリードを奪ったが、勝利には一歩届かなかった。
「ファイナルの1戦目の出だしで、どれだけ相手にインパクトを与えられるかは本当に大事だと思っていました。それは今日の試合でできたのかなと思うんですけど、最後の終わり方がまだ甘かったので、そこは明日集中して、40分間自分たちのバスケットができるようにやっていきたいと思います」
崖っぷちの富士通は、最終第3戦に望みをつなぐことができるのか。注目のファイナル第2戦は、本日の18時からティップオフとなる。