2020.03.04

インドで行われる予定だった「FIBA 3x3オリンピック予選大会」の開催延期が決定

昨年の「FIBA 3x3 U23女子ワールドカップ」では日本代表が国際規模の大会で初めて優勝を果たした。3x3女子日本代表にも期待が集まる [写真]=fiba.com
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 3月4日、FIBA(国際バスケットボール連盟)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のため、この春から初夏にかけての国際大会の中止、延期を発表した。

 発表によると、3月18日からインドのバンガロールで行われることになっていた「FIBA 3x3オリンピック予選大会(OQT)」が延期になることになった。開催国枠を得られなかった3x3女子日本代表が出場することになっていたこの大会だが、今後のスケジュール、開催場所の発表はなされていない。

 東京2020オリンピックで正式種目になった3x3、その出場国を決めるための今後のスケジュールは、OQTで出場権を得られなかったチームが最後の1枠をかけて争うユニバーサリティ方式オリンピック選考会 (UOQT)が、4月24日からハンガリーのブタペストで開催されることになっている。つまりそれまでにはOQTを終わらせておく必要があり、現在FIBAは国際オリンピック委員会(IOC)と競技を重ねているという。

 加えて、5月13日から17日まで中国の長沙で行われることになっていた「FIBA 3x3アジアカップ」が9月9日から13日に、6月4日から7日までマレーシアのサイバージャヤで開催予定だった「FIBA 3x3 U17アジアカップ」が10月8日から11日にスケジュールが変更されることも発表された。

 このほか、2020年にスケジュールが持ち越しになっていた「FIBAアジアU16男女のアジアカップ」の開催中止も発表された。これを受けて、FIBAは8月15日から23日の日程でルーマニアのクルージュ・ナポカで開催予定の「FIBA U17女子ワールドカップ」にアジアからはFIBAランキング(ユース女子部門)の上位4チームが出場することも発表。アジアからはオーストラリア(7位)、中国(10位)、日本(11位)、韓国(18位)が出場することになった。