2020.05.19

3対3のプロリーグ“ビッグ3”が新型コロナウイルスの影響により今年の開催を断念

4年目を迎えた“ビッグ3”は来年までお預けとなった[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月19日(現地時間18日、日付は以下同)。3対3のプロバスケットボールリーグ、“ビッグ3”が新型コロナウイルスの世界的大流行の影響により、今年の開催を断念したことが明らかとなった。

 今年で4年目を迎えた“ビッグ3”は、毎年NBAのシーズン終了後に開幕し、夏の間に毎週末行われてきた。今年は6月21日からテネシー州メンフィスで開幕予定だったものの、今年の開催をキャンセルし、来年再び開催することに。

 このリーグには元NBA選手たちが多数参戦しており、昨年はコーリー・マゲッティ(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)にアマレ・スタッダマイヤーやシャノン・ブラウン(共に元フェニックス・サンズほか)、マリオ・チャルマーズ(元マイアミ・ヒートほか)、レジー・エバンス(元シアトル・スーパーソニックスほか)といった選手たちがプレーしていた。

 共同創設者であるアイスキューブ(俳優兼ラッパー)はリリースの中で「我々は2020年のシーズンも自分たちの全てをファンへ捧げるように努めてきましたが、(開催するにあたって)障害となるものが多いことから、2021年のシーズンにシフトすることを決断しました。我々のゴールは常に、トップレベルの競争とエンターテインメントを驚くべき体験として提供していくことです」とコメント。

 なお、“ビッグ3”を放映している『CBS Sports』は、来年も継続して同リーグを放送することも合わせて発表している。