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前回王者を相手に金星を挙げたボスニア・ヘルツェゴビナ［写真］＝fiba.com
9月4日、ヨーロッパ地域の24カ国が参加している「FIBAユーロバスケット2022」グループステージが開催され、各地で6試合が行われた。
FIBAワールドランキング46位のボスニア・ヘルツェゴビナ代表は、ルカ・ドンチッチ（ダラス・マーベリックス）を擁する前回王者のスロベニア代表（同5位）と対戦。試合開始から8－0のランに成功したあと、相手に盛り返されたものの、レイアップや3ポイントシュートなどを確実に沈めていき、49－52と3点ビハインドで前半を終えた。
後半も互角の戦いが展開され、72－73と僅差で第4クォーターに突入。点差を離せばドンチッチやゴラン・ドラギッチ（シカゴ・ブルズ）に返されるなど緊張の時間が続くが、試合時間残り13秒でフリースローを2本沈めて4点のリードを奪った。最後はスロベニアからファウルを引き出し、再びフリースローで加点。最終スコア97－93で金星を挙げた。
3日にリトアニア代表を下したフランス代表は、続いてハンガリー代表と激突。ルディ・ゴベア（ミネソタ・ティンバーウルブズ）やエバン・フォーニエ（ニューヨーク・ニックス）らを中心に試合を組み立てると、前半終了間際の3ポイントシュートは惜しくも外れてしまうが、42－39と3点をリードして試合を折り返した。
第3クォーターでは、フォーニエがドライブやアシストなどでチームをけん引。安定した試合運びを見せた最終クォーターは、終盤にかけてハンガリーの猛追を受けたが、フリースローをきっちりと沈め、78－74で勝利を収めた。
■9月4日試合結果
ブルガリア 81－91 モンテネグロ
リトアニア 107－109 ドイツ
スペイン 73－83 ベルギー
スロベニア 93－97 ボスニア・ヘルツェゴビナ
トルコ 83－88 ジョージア
フランス 78－74 ハンガリー
