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10月6日、中国で開催されている「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」の男子バスケットボール決勝戦が行われ、フィリピン代表(FIBAランキング38位)がヨルダン代表(同32位)と激突した。
ジャスティン・ブラウンリーやスコッティ・トンプソンを中心に、得点を重ねていくフィリピン。最初の10分間を17-12と5点リードで終え、続く第2クォーターでは3ポイントシュートも決まりだし2ケタリードをつかむ場面もあったが、ヨルダンにも連続で長距離砲を沈められ点差は縮小。31-31の同点で試合を折り返した。
迎えた第3クォーター、トンプソンの3点弾から先行したフィリピンは、堅守で相手のターンオーバーを誘いつつスコア。ラストオフェンスではジャペ・アギラーがセカンドチャンスからボールをねじ込み、51-41と10点リードに成功して試合は最後のクォーターへ。
第4クォーターでもフィリピンはリバウンドで強みを見せ、追い上げを見せるヨルダンに対抗。残り1分にトンプソンのフリースローで10点差とすると、終盤では時間を使い切って勝負アリ。最終スコア70-60でフィリピンがチャンピオンに輝いた。
1962年以来の金メダルを獲得したフィリピンは、ブラウンリーが20得点10リバウンド5アシストとマルチな活躍でチームをけん引し、ほか3名も2ケタ得点を記録。一方、惜しくも敗れたヨルダンは今夏のワールドカップでも躍動したロンデイ・ホリス・ジェファーソンが24得点12リバウンド5アシストをマークしている。
■「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」決勝戦
ヨルダン 60-70 フィリピン
ヨルダン|12|19|10|19|=60
フィリピン|17|14|20|19|=70