2021.03.16

好機迎えたサンロッカーズ渋谷、1勝差で追う富山グラウジーズから勝利なるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

サンロッカーズ渋谷vs富山グラウジーズ(@青山学院記念館)
3月17日19時5分

 Bリーグのレギュラージーズンは、ここから休む間もなく地区優勝とチャンピオンシップ出場を争う戦いが繰り広げられる。17日は第23節分の3カードが各地で開催。現在東地区6位のサンロッカーズ渋谷は、1勝差で同地区4位に位置する富山グラウジーズをホームに迎え撃つ。

 前回行われた第26節は、アルバルク東京と対戦したSR渋谷。この試合では1月24日に左頬骨骨折のケガを負ったライアン・ケリーが戦列に復帰した。ケリーはさっそく第1戦でスタメン出場を果たすと、同点で迎えた試合終了間際に3本のフリースローを獲得。これを2本沈め、チームに6試合ぶりの勝利を呼び込んだ。しかし続く第2戦、チームは第2クォーターに8−24と大差をつけられ7点差で敗戦。ケリーが22得点、チャールズ・ジャクソンが26得点19リバウンドと気を吐いたが、前半のビハインドをあまりにも大きすぎた。

 一方の富山も、前回は1勝1敗。千葉ジェッツとの第1戦は岡田侑大がキャリアハイの29得点を挙げたほか、前田悟の4本の3ポイントなどで計96得点。16点差の勝利で千葉から初勝利をマークしたが、終始接戦となったGAME2は88−90で連勝ならず。残り0.2秒からのセットプレーで痛恨の失点してしまった。

 SR渋谷と富山は今シーズン2度目の顔合わせ。第8節に対戦した際は、SR渋谷が106−97というハイスコアゲームを制している。1勝差で迎える今節は外国籍選手同士のマッチアップがカギになりそうだが、SR渋谷は7日の試合で今季最多19得点を記録した石井講祐に注目したい。石井と前田、どちらがチームを勢いづける3ポイントを突き刺せるか。

文=小沼克年

■ロスター
・SR渋谷(ヘッドコーチ:伊佐勉)
関野剛平
ベンドラメ礼生
チャールズ・ジャクソン
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
野口大介
広瀬健太
石井講祐
山内盛久
ライアン・ケリー
盛實海翔
田渡修人

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜 ※特別指定
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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