2024.01.04

「日本でスポーツを見るならBリーグ」…島田チェアマンが目指すリーグの未来を熱弁

『島田のマイク』第166回が配信
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 1月4日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第166回が配信され、島田チェアマンが新年を迎えたBリーグと日本バスケットボール界の展望について触れた。

 番組開始のタイミング、島田チェアマンは1月1日に発生した令和6年能登半島地震について「お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。そして、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます」とコメント。被災地でのリーグ戦開催の可否については慎重に判断していき、被災地以外での試合では募金などを募ることで、リーグとしても震災に向き合っていく姿勢を示した。なお、166回は年末に収録を終えていたため、震災を想定していない内容となっている。

「B.LEAGUE PREMIER(Bプレミア)」参入に向けた審査の2シーズン目に突入しており、夏にはパリオリンピックが開催予定と、バスケ界をにぎわせるトピックが続く2024年。島田チェアマンは「各クラブの努力と援護射撃をもって良い形でフィニッシュし、そのあとは代表が集結して結果を残して、2025年につなげていきたい」と新年の抱負を述べた。

「B.革新に向けて、リーグとしては各球団を全面的にサポートしていきます。あとはチケットシステムの変更も急ピッチで進めているので。いわゆる“改善すべきこと”と“未来に向けて手を打つこと”、そして“2023年に決めたこと”を実行に移す1年になるかなと」

 続けて、島田チェアマンはB革新がもたらす環境の変化について説明。「『こういう世界観を作りたい』ということを2024年では浮き彫りにしたい」とリーグが目指す姿に思いをめぐらせつつ、将来も人気を維持・向上するためには“グローバル化”が必須とし、「日本でスポーツを見るならBリーグ」という未来に近づきたいと意気込んでいる。

「『エンタメもすごいし、アリーナもイケてるよね。外国籍選手のレベルも高いし、日本人選手もすごくて、代表も強くなってるし』という状況を作って、そのプロモーションを狙っていってます。そうなる未来は確実に作っていきたい」

 最後は島田チェアマンの自己研鑽に話題が移り、現在も体力強化や英会話などさまざまなスキルの育成に努めているという。また日常的に更新している『note』にはスポンサーがつく予定のようで、これからも更新を続けていくことを宣言。「継続力協会の会長もいざとなったら引き受ける所存でございます」とユーモアを交えながら自身の長所を表現し、番組を締めくくった。

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