2024.06.08
12月7日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第162回が配信され、『バスケ界 たぎりワード大賞2023』の結果発表が行われた。
この企画は、過去2年間にわたり『バスケ界 勝手に流行語大賞』と題して『島田のマイク』で選出していた“流行語大賞”をタイトル変更したもの。11月9日(木)から11月30日(木)の募集期間に、バスケットボールキングと島田慎二チェマンの公式X(旧Twitter)に寄せられた“たぎりワード”を集計。番組では、上位3位までが紹介された。
第3位には、今年のバスケ界を盛り上げた『FIBAワールドカップ2023』関連の「雄太さん、まだ引退させませんよ」がランクインした。“死の組”とも言われた強豪ひしめくグループリーグで、フィンランドから大金星を挙げた日本代表。そのフィンランド戦で活躍した河村が、「ワールドカップで、日本代表がパリオリンピックへの切符を掴むことができなかった際は、代表を引退する」と表明していた渡邊雄太(フェニックス・サンズ)に対し、試合直後に向けた言葉だった。
続く第2位には、B2熊本ヴォルターズの2023-24シーズンスローガン「ぶちバケろ。」がランクインした。クラブ創設11年目へ向けて、チームとしても大きく“化け”、関わる方々の想い・感情も爆発させてほしいという意味が込められているという。ブースターの間でも愛され、多様されている。第2位でのランクインに「毎年各クラブがスローガンを作るけど、そんなに浸透しないことも多いじゃないですか。すごいね」と島田チェアマンも関心。また、『ぶちバケろ。』というフレーズについても「ココロ、たぎる。的な感じがしますね。いいですね」と高評価だった。
そして、圧倒的得票数で第1位に輝いたのは、B2福島ファイヤーボンズの林翔太郎がX(旧Twitter)に投稿した「特に多田」。ケガで離脱中だった林は、福島のクラブ公式Xにポストされた“練習風景”に対し、「若い選手たち全然声出てないですね。悲しいです」と冗談混じりにリプライ。続けて、「特に多田」ともリプライし、チームメートの多田武史をイジっていた。これを機に、福島ブースターの間ではハッシュタグ「#特に多田」をつけてポストをするのが流行。今回は林の一言をきっかけに、たくさんのブースターに愛されイジられた多田へ、『バスケ界 たぎりワード大賞』のトロフィーが贈呈されることになった。
今回の結果について、島田チェアマンは「『雄太さん、まだ引退させませんよ』より上位にB2関連ワードが2つランクインするとは。あの日本代表の盛り上がりを超えた。もうちょっと代表関連のワードが席巻すると思っていたんですけど」と驚きながらも、それだけ日常にBリーグが浸透しているという事実に喜びを見せた。
また、第5位には『毎試合やれよ』(富樫勇樹/千葉ジェッツ)、第7位には『比江島タイム、比江島スイッチ』、『ずっと言ってるんですよ。マコは止められないって』(渡邊雄太/フェニックス・サンズ)と、ワールドカップで活躍した“比江島関連ワード”がランクイン。その他にも『うれシーサー』や『THIS IS VELCA』など、日本代表や話題のクラブ関連のワードが得票した。
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