2022.10.24

Bリーグが秋田の多田武史にけん責処分…9月に新型コロナ対策ガイドラインを違反

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 Bリーグは24日、Bリーグ新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン遵守義務に違反したとして、秋田ノーザンハピネッツと同クラブ所属の多田武史にけん責の処分を下したと発表した。

 発表によると、同選手は新型コロナウイルスへ感染し、自覚症状があるにもかかわらず9月7、8日に民間トレーニング施設においてトレーニングを行ったとのこと。なお、同クラブは独自にけん責、罰金、東北カップ開催期間中の活動および出場停止の処分を下していた。

 Bリーグは今回の発表に際し、「国民が厳しい行動制限を遵守している状況下で、安易に外出をして感染拡大の危険をおかした行為は非難に値する」としたが、「既に一定の社会的制裁を受けていること、当時の安易な考え方を改める旨誓約しており、真摯に反省している様子がうかがわれること等の事情も認められた」ため、けん責処分に至ったとしている。

 また、同クラブに対しては、「所属選手が新型コロナウイルスに感染した際の自宅療養中の行動監督、行動支援について、十分な役割を果たしたとは認められず、制裁は避けられない」とするも、「普段から選手に対するコンプライアンス研修を行うなどの一定の取組みも認められ、本件を認知後、適切な対応を行ったと認められる」とした。

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