2022.10.25

【群馬vs秋田】群馬はホームで連勝継続なるか…連敗脱出狙う秋田は王偉嘉の奮起が不可欠

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群馬クレインサンダーズ vs 秋田ノーザンハピネッツ(@太田市運動公園市民体育館)
10月26日19時5分

 第3節を終えて4勝2敗の群馬クレインサンダーズは、前節富山グラウジーズ戦に連勝して好調をキープしている。

 GAME1は立ち上がりにリードを奪って主導権を握ったまま勝利し、延長までもつれる接戦となったGAME2も勝負どころでトレイ・ジョーンズが役割を果たした。故障が癒えた並里成は2戦とも2ケタ得点を挙げ、特にGAME2は19得点9アシストと持ち味を存分に発揮した。入れ替わるように五十嵐圭が戦列を離れている状況だが、その不在の影響は感じられない。

 一方、秋田ノーザンハピネッツは前節連敗を喫し、現在4連敗で3勝5敗と黒星が先行している。琉球ゴールデンキングスとのGAME1は序盤の劣勢から終盤に怒涛の追い上げを見せたものの、最後のチャンスをモノにできず。GAME2は接戦の展開から第4クォーターに押しきられる結果となり、ホーム開幕戦を飾ることはできなかった。スタントン・キッドは2戦とも25得点と活躍が光ったが、ケレム・カンターが故障で戦線離脱してしまったため、早急に対策を練る必要に迫られている。

 アウェーで戦う秋田としては、バイウィークに入る前に“借金”を減らしておきたい。帰化選手のマイケル・パーカーを擁する群馬に対抗するためには、日本人選手の活躍とアジア特別枠選手の王偉嘉の奮起が不可欠。ここまでの8試合で4試合出場にとどまっている王だが、前節第2戦は15分28秒出場。198センチのサイズを生かし、カンターの穴を少しでも埋める働きが求められる。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・群馬(HC:水野宏太)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・秋田(HC代行:ケビン・ブラスウェル)
スティーブ・ザック
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
スタントン・キッド
ケレム・カンター
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
古川孝敏

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