2022.10.23

OTにもつれた大激戦は群馬に軍配…ジョーンズの劇的レイアップで富山を撃破

レイアップで決勝点を沈めたジョーンズ[写真]=B.LEAGUE
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 10月23日、各地でB1リーグ第4節が開催され、群馬クレインサンダーズは太田市運動公園市民体育館で富山グラウジーズと激突した。

 互角の立ち上がりとなった両チーム。群馬はマイケル・パーカー並里成が得点をけん引し、第1クォーターを21-23と2点を追いかける形で終える。第2クォーターはリードが頻繁に入れ替わる接戦となり、残り40秒にパーカーのレイアップで同点とした群馬。しかし、富山にフリースローを2本沈められ、40-42で試合を折り返した。

 第3クォーターが始まると、アキ・チェンバースの“3点プレー”を皮切りに積極的なオフェンスを仕掛ける群馬。終盤はジャスティン・キーナンが連続得点で存在感を発揮し、終了間際に3ポイントシュートも沈め、68-66と2点リードで第4クォーターへ。

 最終クォーターは1ポゼッションを争う大激戦となり、残り15秒で富山に2点を沈められ90-90の同点とされた群馬。並里の決勝点を狙ったレイアップは惜しくも決まらず、ゲームは延長戦に突入する。

 またしても残り1分で同点となったオーバータイムだったが、群馬はトレイ・ジョーンズが残り3秒でレイアップに成功。最後は富山の3ポイントシュートを防ぎ切り、102-100で群馬が白星を獲得した。

 激闘を制した群馬は、キーナンが26得点8リバウンド、ジョーンズとパーカーがそろって21得点をマーク。どちらに転ぶか分からない大激戦を制す原動力となった。

 惜しくも敗れた富山は、ジョシュア・スミスが26得点23リバウンド、コーディ・デンプスが17得点6リバウンド6アシストを記録している。

■試合結果
群馬クレインサンダーズ 102-100 富山グラウジーズ(@太田市運動公園市民体育館)
群馬|21|19|28|22|12|=102
富山|23|19|24|24|10|=100

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