2017.01.28

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2017.01.28

琉球津山と新潟佐藤の調子が上向き、オンザコート1の得点力が試合の分岐点に

吉川哲彦

　琉球ゴールデンキングスは前節の富山グラウジーズ戦でまさかの連敗。連勝した西地区3位の大阪エヴェッサとの差が開き、“借金完済”も遠退いた。ホームに戻って立て直したいところだ。

　富山との初戦は最後の最後で痛恨のターンオーバーを犯し、ビッグショットを決められて逆転を許した。そのショックを引きずったのか、翌日は22点差の大敗。ラモント・ハミルトンとレイショーン・テリーは2試合を通じて安定した得点を挙げたが、チームとしては両日とも90点前後の失点を喫したディフェンス面に課題が残った。

　今節の対戦相手は新潟アルビレックスBB。名古屋ダイヤモンドドルフィンズと戦った前節、初戦は外国籍選手が計25得点と今一つだったものの、20得点の佐藤公威を筆頭に日本人選手が奮闘して快勝。逆に2戦目は、得点源の2名が計45得点と期待どおりに働いたが、日本人選手が抑えこまれてしまった。

　このゲームは日本人選手の得点力がポイントになる。琉球は津山尚大、新潟は佐藤がこのところ得点を伸ばしており、互いに警戒が必要。また、オンザコート1のクォーターで琉球は波多野和也と大宮宏正、新潟は池田雄一と遥天翼が得点に絡めるかも重要になる。

文＝吉川哲彦

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