2017.04.15

琉球が首位三河に挑む、喜多川は古巣相手にハッスルできるか

 前々節に西地区2位に浮上したものの、琉球ゴールデンキングスはまだ黒星が1つ先行した状態だった。滋賀レイクスターズ戦は1勝1敗に終わり、“貯金生活”はお預け。今節はシーホース三河という強敵を迎える。

 今季全試合でスターターを務めてきた喜多川修平を欠き、滋賀戦は2戦とも大接戦となった。1戦目は終盤の猛追を振りきることができたが、2戦目は後半に51失点とディフェンスを崩された。ただ、ここ4試合連続でスターター起用されている津山尚大は、そのうち3試合で2ケタ得点と期待に応えている。特に3ポイントシュートは26本中15本成功と絶好調だ。

 対する三河は現在10連勝中。前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦も、2戦ともターンオーバーが1ケタと安定感があり、失点も2戦合計で128点。名古屋Dとの通算対戦成績も3勝3敗の五分に戻し、今季の対戦で負け越したチームがゼロとなることが確定した。

 ここまで41勝10敗の三河は、名古屋D以外に7チームから1つずつ黒星を喫しているが、西地区で唯一そこに名を連ねるのが琉球だ。琉球が勝った試合では、喜多川が古巣相手に16得点と躍動した。全試合出場が途切れた悔しさをバネに、今回もハッスルするに違いない。

文=吉川哲彦

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