2017.04.22
B1リーグ第28節第1戦が4月15日に各地で行われた。
三遠ネオフェニックスはホームで横浜ビー・コルセアーズを退け、3試合ぶりの白星。第1クォーターで幸先良く8点のリードを奪ったが、第2クォーターで横浜に20点を与えて38-37で前半を折り返した。続く第3クォーターの序盤は拮抗した展開が続き2度同点に追いつかれたが、開始4分19秒にロバート・ドジャーが勝ち越し点を挙げると、その後は岡田慎吾、鈴木達也、並里祐の得点などで点差を10点に広げた。最後の10分間は連敗脱出を目指す横浜の攻撃を受けるも17点を積みあげ、77-64で勝利を収めた。ドジャーは3試合ぶりの2ケタ得点となるチームトップの22得点を挙げ、岡田は13得点、ジョシュ・チルドレスは10得点をマークして貢献した。
滋賀レイクスターズは敵地で京都ハンナリーズと激突。第1クォーターで3点のビハインドを背負ったが、続く第2クォーターでしっかり食らいつき35-38で前半を終えた。すると、第3クォーターの残り4分56秒にクレイグ・ブラッキンズが得点を挙げ、同3分37秒に小林遥太のこの日初得点で逆転に成功。さらに長谷川智伸、ファイ・サンバも追加点を記録し、58-53の5点リードで第4クォーターに突入した。最後の10分間は試合終了残り2分2秒に2点差まで迫られたが、並里成と長谷川の得点で突き放し、最終スコア74-68で逃げきった。滋賀は田中大地が約3カ月ぶりに戦列復帰を果たしただけでなく、約4分間の出場で1アシストを記録し第2戦に向けて弾みをつけた。
シーホース三河が連勝記録を11に更新。西地区2位の琉球ゴールデンキングスと対戦した試合は、第1クォーター24-20、第2クォーター22-25と激しい点の取り合いに。1点リードで迎えた第3クォーターは桜木ジェイアールが9得点、金丸晃輔が7得点と気を吐き、守ってはこの日唯一の1クォーター10点台に抑え71-62で終えた。最後10分間は開始2分32秒にアイザック・バッツがこのクォーター初得点を挙げると、比江島慎と金丸の日本人スコアラーが奮起し、試合終了残り4分10秒に85-69までリードを広げる。その後はアンソニー・マクヘンリーを中心に攻めこむ琉球から逃げきり、96-82で白星を手にした。
【試合結果】
三遠ネオフェニックス 77-64 横浜ビー・コルセアーズ
琉球ゴールデンキングス 82-96 シーホース三河
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