2017.11.11

新戦力補強の横浜ビー・コルセアーズ、インサイドが盤石の富山グラウジーズに挑む

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

 前々節に連敗を「7」で止めた横浜ビー・コルセアーズは、前節の三遠ネオフェニックス戦も1勝1敗で乗りきった。1戦目は、ジェフリー・パーマーが22得点12リバウンドでチームをけん引。相手のフリースローミスにも助けられ、ロースコアゲームをものにした。2戦目は第3クォーターで相手のオフェンスを止めることができず、第4クォーターの追いあげも届かなかった。ハシーム・サビート・マンカがここ4試合で計15ブロックと、状態は確実に上がってきている。

 富山グラウジーズ新潟アルビレックスBBと1勝1敗。1戦目は第3クォーターの大量38失点が大きなダメージとなったが、オフェンスは86得点と機能した。2戦目も81得点を奪い、失点を66点に抑えてリベンジ。2戦計37得点の大塚裕土の他、2戦目では上江田勇樹橋本尚明も勝利に貢献している。

 横浜はジェイソン・ウォッシュバーンに代わるセンターとしてウィリアム・マクドナルドと契約を締結し、この富山戦からベンチ登録される見込みだ。サム・ウィラードデクスター・ピットマンのインサイドが安定している富山に対し、サビートに加えてマクドナルドがどのようなパフォーマンスを披露するかが大きな見どころとなる。

文=吉川哲彦

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