2018.03.23

昨季1勝7敗と負け越した新潟アルビレックスBB、サンロッカーズ渋谷相手にリバウンドをがんばれるか

 中地区2位を争う三遠ネオフェニックスとの第23節は1戦目に敗れて連勝が止まったものの、2戦目を取って踏みとどまった新潟アルビレックスBB。今節は、強豪ぞろいの東地区で今季まだ対戦がなかったサンロッカーズ渋谷をホームに迎える。

 三遠との1戦目は16試合ぶりに得点が60点台に終わった。ダバンテ・ガードナー以外で2ケタ得点を挙げたのは10得点のラモント・ハミルトンのみ。他の選手は4得点が最高で、5連勝の勢いを失ってしまったかに見えた。しかし2戦目は五十嵐圭がガードナーを上回る23得点でチームを引っ張り、1戦目の大敗のショックを拭い去った。

 対するSR渋谷シーホース三河を打ち崩せず、8連敗でついに“貯金”を使い果たした。2戦を通じて3ポイントが低調だったほか、1戦目ではロバート・サクレが今季6度目の1ケタ得点。ディフェンスでも相手の強みを消すことができず、8連敗のうち5試合で失点が80点を超えている。

 同じ中地区で戦った昨季はSR渋谷が7勝1敗と大きく勝ち越した。しかし、今の勢いで上回る新潟は、SR渋谷がリーグ1位を誇る、リバウンドをがんばればチャンスが広がるだろう。オンザコート1のクォーターで鵜澤潤遥天翼のハッスルが必要だ。

文=吉川哲彦

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