2018.03.31

絶好調の京都ハンナリーズ、琉球ゴールデンキングスに連勝すれば地区首位浮上も見えてくる

 西宮ストークスから堅実に白星を挙げ、3月に入ってから8勝1敗と絶好調の京都ハンナリーズ。30勝に到達し、西地区首位の琉球ゴールデンキングスとは6勝差。今節はその琉球とレギュラーシーズン最後の激突。ここで連勝すれば、大逆転首位浮上も現実味を帯びてくる。

 西宮戦は序盤からオフェンスが機能し、ジュリアン・マブンガを欠きながらも96得点。内海慎吾が今季初めて2ケタ得点をマークしたほか、坂東拓が今季最長の約19分出場で10得点。綿貫瞬の欠場が続く中、他のベンチメンバーがしっかりと穴を埋めている。

 琉球も、前節は大阪エヴェッサを一蹴。第1クォーターこそ得点が伸び悩んだものの、その後は岸本隆一田代直希らが次々に3ポイントを決めて突き放した。ディフェンスでは終始しっかりと抑えこみ、この試合53失点。50点台の失点は今季12度目だ。

 今季は2勝2敗の五分。第18節の対戦では琉球が19点差で先勝し、京都が20点差でリベンジしている。京都としては、残り4試合しかないホームはすべて勝っておきたいところ。87得点を積み重ねた前回の対戦のように、岡田優介晴山ケビンらの3ポイントで琉球ディフェンスを混乱に陥れることができるか。

文=吉川哲彦

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