2018.04.06

タフな日程を全勝で終えた両軍、最も勢いに乗る地区首位同士の対決は激戦必至

 何度もアルバルク東京に追いつきながら追い越せずにいた千葉ジェッツが、49試合目にして初めて東地区首位の座を奪取。レバンガ北海道との1戦目は、第1クォーターで23点差をつけながら第2クォーターで37失点。しかし、第3クォーターを7失点で抑えた勢いで第4クォーターに32得点を挙げて圧倒した。2戦目も前・後半ともに53得点を積み重ね、2戦連続の100点ゲーム。第4クォーターで34失点と、2戦を通じてディフェンス面は課題が残ったが、オフェンスは申し分ない出来と言っていいだろう。

 今節はシーホース三河と激突。三遠ネオフェニックスとの1戦目は32点差の圧勝。第2クォーター以降に追いあげられた2戦目も、桜木ジェイアールの活躍で延長戦を制した。シーズン序盤に作ったリーグ記録を自ら更新する17連勝で、エンジン全開といった様子だ。

 9日間で5試合というタフな日程を全勝で終えたのは千葉と三河だけ。最も勢いのある両者が地区首位同士で顔を合わせるとなれば、激戦は必至だ。古巣とのシーズン初対決となるギャビン・エドワーズに加え、安定して2ケタ得点を稼ぐマイケル・パーカー小野龍猛を三河がどのように守るかが最大の焦点になるだろう。

文=吉川哲彦

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