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世界で最も“お金持ち”なアスリートランキングTOP50…ジョーダンが1位、レブロンは8位

アスリートとして絶大な影響力を誇るジョーダン [写真] = Getty Images

 集団競技ではサッカー、個人競技ではボクシングやテニスで活躍する選手たちが巨額の富を築いている。だが、バスケットボール、とりわけNBAの持つ影響力と経済力は凄まじく、このリーグでプレーしたスター選手たちもまた、莫大な資産を有している。

 米『Celebrity Net Worth』は、そのサイト名の通り、世界中のセレブリティの純資産を算出している。

 同サイトが公開している「Top 50 Richest Athletes(=最も裕福なアスリートトップ50)」の頂点に君臨しているのが、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズ)である。

『Forbes』によれば、純資産は約38億ドル(約6000億円)と推定されており、その多くは引退後のビジネス収益やブランドロイヤルティ、投資、チーム保有益によるものだ。現役時代の契約収入は15シーズンで約9000万ドル(約142億円)とされているが、ナイキやゲータレード、マクドナルドなど複数の大手企業との長期スポンサー契約はチームとの契約金を上回るものだった。

 ジョーダンブランドからのロイヤリティは、現在でも収入の大きな柱となっているが、ジョーダンの資産を大きく押し上げたのは、シャーロット・ホーネッツの売却である。ジョーダンは、2010年に球団の過半数株を取得し、その株を2023年に約30億ドル(約4740億円)で売却。この売却益が資産を大きく押し上げた重要な要素となった。

 プロレス団体WWEの共同創設者であるビンス・マクマホン、テニス界の重鎮であるイオン・ツィリアクに続くのは、ジュニア・ブリッジマン(元ミルウォーキー・バックス他)だ。1975年にバックス入団後、NBAで12シーズンをプレーした同選手は、ヤニス・アデトクンボクリス・ミドルトンが現れるまでバックスの通算最多出場記録を所有しており、球団から永久欠番を受け取っている。しかし、ブリッジマンはシックスマンとしてキャリアを築き、スターターに抜擢されたのはバックスでも20試合に満たず、オールスターへの選手歴や個人賞受賞歴もなく、プロキャリアの輝かしさではジョーダンには到底及ばない。

 それでもブリッジマンは、元NBAプレーヤーでジョーダンに次ぐ約15億ドル(約2370億円)もの純資産を所有している。ブリッジマンの資産が大きく増えたのは、日本でもお馴染みのウェンディーズや、アイスクリームを中心とする乳製品に強みを持つデイリークイーン、特製チキンフィンガーが人気のザックスビーズなど、複数のフードレストランチェーンのフランチャイズ権取得によるもの。『Celebrity Net Worth』は、これらの保有していた多数のフランチャイズ店舗の売却が、資産増加の主要要因としている。

現役選手ではトップに君臨する”キング” [写真] = Getty Images

 レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、ランキング全体8位に入り、現役NBA選手の中では堂々のトップとなった。他の資産推計メディアでは、NBA歴代最多得点者を更新し続けるキングはすでにビリオネアの仲間入りを果たしたとされているが、『Celebrity Net Worth』の試算によると、レブロンの純資産は約8億ドル(約1260億円)とされている。

 レブロンがジョーダンやブリッジマンと大きく異なる点は、NBAの年俸だけでキャリア通算で約5億8000万ドル(約920億円)を稼いでいるということだろう。また、キャリアを通じて主要なスポンサー契約を獲得しており、ナイキとの生涯契約は10億ドル(約1580億円)以上の価値があると報じられている。その他にもスプライト、ビーツバイドレ、AT&T、ウォルマートなど、多数のブランドと長期的な関係を結んできており、彼の事業ポートフォリオは単なる広告契約をはるかに超えている。さらには、ボストン・レッドソックスやリバプールFCのオーナーシップを保有する立場にもなっており、このままのペースでいけば2030年にビリオネア入りを果たすだろう。

 NBAからは、マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)がレブロンとほぼ同額で9位となり、以降にはシャキール・オニール(元オーランド・マジックほか)と、ビニー・ジョンソン(元デトロイト・ピストンズほか)が5億ドル(約790億円)でそれぞれ15位と16位となり、現役選手からはケビン・デュラント(ヒューストン・ロケッツ)と、ラッセル・ウェストブルック(サクラメント・キングス)が3億ドル(約470億円)で、それぞれ26位と28位にランクインした。

 さらに、ランキング後半にはグラント・ヒル(元デトロイト・ピストンズほか)が2億5000万ドル(約400億円)で40位に、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が2億4000万ドル(約380億円)で48位に登場。NBAはスターの個人ブランドが極大化しやすいリーグであり、現代においてはシグネチャーシューズやメディア露出、さらには昨今のグローバル市場へのリーチが資産を肥大化している。

文=Meiji

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