2026.02.16
22度目のNBAオールスターゲームに出場したレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が、メディアの前で現在の本音を語った。
記者から投げかけられたのは、やはりキングの進退についてだった。前人未到の現役生活23年目を送るレブロンは、今シーズン出場試合の全てに先発し、22.0得点、5.8リバウンド、7.1アシストというまるで全盛期のような成績を叩き出している。出場時間数はキャリア最短となっているものの、それでも平均33.3分間コートに立ち、ボールを持てば抜群の引力を誇る。
それでもキャリアの終わりは確実に近づいている。『The Athletic』のジョー・バードン記者が、来シーズンの不確実性やそれに代わるモチベーションの有無について問うと、直接的な表現を避けながら、静かにこう語った。
「そうだな、自分に正直でありたい。俺が分かれば、君たちも分かる。分からない、全然分からないんだ。ただ自分らしくありたい。それだけだ」

[写真]=Getty Images
すでに複数の事業を展開するレブロンには、プロキャリア引退後にも明るい人生の第2章が待っている。だが、現役生活が続いている今、その後の人生設計について具体的に考える余地はない。しかしその一方で、情熱の矛先は決まっているようだ。
「45歳、50歳、55歳で俺がやりたいことは、家族や友人と一緒に最高の雰囲気と楽しさを作ることになるだろう。それが俺の情熱の一つだ。永遠に残る思い出を作ること。それが確実に、俺にとって最も大切だ。だから、家族と友人だな、そのことを楽しみにしている」

[写真]=Getty Images
現在は自身の未来よりも、チーム内で起きている出来事に集中しているレブロン。今シーズン、ウェスタンカンファレンスで5位につけるレイカーズは、好調とも不調とも言い難い浮き沈みのあるシーズンを過ごしており、開幕直後は16勝4敗と幸先の良いスタートダッシュをきったが、12月には5勝7敗と失速。2026年は13勝10敗と持ち直し、前半戦の貯金を何とか維持している状況だ。
レブロンは、その理由が「健康」にあると考える。
「俺たちの球団にとって最も重要なのは健康だ。これ以上はっきり言いようがない。どれだけの試合でフルのロスターが揃っていたか、正直よく分からない。もうシーズンの折り返し地点は過ぎている。俺たちの成功は明らかに健康にかかっていると思う。マラソンは終わり、これからスプリントが始まろうとしている。皆、それを理解している」

[写真]=Getty Images
『ESPN」によれば、レイカーズはこれまで、レブロン、ルカ・ドンチッチ、オースティン・リーブスの3選手が揃って健康だった試合はわずか10試合しかなく、その際の成績は7勝3敗だったという。レブロンは、新加入選手たちの存在にも触れながら、今後どれだけケミストリーと結束力を築いていけるかが鍵を握っていると自身の見解を述べ、その土台に健康が不可欠であることを強調した。
残された試合数を考えれば、レイカーズのプレーオフ進出はまだ安泰の域に達しておらず、今後はより高いインテンシティでゲームが繰り広げられていくこととなる。百戦錬磨のキングはライバルたちから遅れを取ることがないよう、祭典のマイクを通じてチームメートたちにコンディション管理の徹底を要請した。
文=Meiji
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