2018.05.13

富山グラウジーズが起死回生の2連勝で残留PO2回戦へ、島根スサノオマジックはB2降格が決定

第2戦で14得点6リバウンド7アシストと活躍した宇都直輝[写真]=B.LEAGUE
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 5月13日、富山市総合体育館で「B1 残留プレーオフ 2017-18」が行われ、第1戦に敗れた富山グラウジーズ島根スサノオマジックとの第2戦に臨んだ。

 第1クォーター開始46秒、富山は前日13得点5アシストを挙げた山本エドワードに3ポイントを決められ先制されたが、宇都直輝が残り3分48秒からレイアップとバスケットカウントを沈めてリードを奪う。同8秒には橋本尚明が3ポイントを決めて、23-18で最初の10分間を終えた。

 第2クォーターは開始1分9秒からクリント・チャップマン上江田勇樹の連続3ポイントで29-19とリードを広げる。その後はサム・ウィラード宮永雄太にも長距離砲が飛びだし、45-36でこの試合を折り返した。

3ポイントにこだわらず積極的にドライブインした大塚裕土[写真]=B.LEAGUE

 第3クォーターは序盤から失点がかさみ、開始3分54秒時点で7点差まで詰め寄られたが、ウィラードのインサイドや水戸健史の速攻で持ち直す。残り2分43秒には大塚裕土のバスケットカウントも決まり、14点差に戻して第4クォーターへ。

 第4クォーター、富山はウィラードを中心に攻撃の手を緩めず計24点を積みあげる。終わってみれば最終スコア93-73の20点差で第2戦をものにし、第3戦へ望みをつなげた。

攻守にわたり存在感が目立った富山のウィラードと島根のジョシュ・スコット[写真]=B.LEAGUE

 続けて行われた5分前後半の第3戦、前半は激しいディフェンスのぶつかり合いで両チームとも得点が伸びない中、終盤に宇都、デクスター・ピットマンのインサイドと橋本尚明のアウトサイドで得点を重ね11-8で折り返す。泣いても笑っても最終5分間、開始2分10秒にスコットのレイアップで1点差まで肉薄されるが、与えられたフリースローを決めきった富山がリードを伸ばし、最終スコア18-13でB1残留へ望みを残した。

 富山は5月19日に日本工学院片柳アリーナで行われる2回戦で、横浜ビー・コルセアーズと対戦。一方、敗れた島根は「B2 PLAYOFFS」の結果により、B2降格が決定した。

【GAME2 試合結果】
富山グラウジーズ 93-73 島根スサノオマジック(@富山市総合体育館)
富山|23|22|24|24|=93
島根|18|18|19|18|=73

【GAME3 試合結果】
富山グラウジーズ 18-13 島根スサノオマジック(@富山市総合体育館)
富山|11|7|=18
島根|8|5|=13

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