2019.03.01

新戦力に注目が集まる“京滋ダービー”、ホームの京都ハンナリーズは連勝で再び勢いをつけたい

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京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズ(@ハンナリーズアリーナ)
第1戦:3月2日18時5分、第2戦:3月3日15時5分

 中断期間が明け、いよいよ終盤戦へ突入するB1リーグ。西地区3位につける京都ハンナリーズは、同地区最下位の滋賀レイクスターズとの“京滋ダービー”からスタートする。

 前節京都は、現在地区2位を争っている名古屋ダイヤモンドドルフィンズと敵地で対戦。第1戦は第3クォーター終了時点で5点リードを作ると、第4クォーターも開始から攻め立て、終盤で点差を15点まで広げて逃げきった。この時点で今シーズン初の6連勝をマークしたが、第2戦は安藤周人に5本の3ポイントを許すなどで計92失点。ライバル対決は1勝1敗に終わり、勝率は一緒だが得失点差で3位に位置している。京都は13日にも名古屋Dとの直接対決を控えているだけに、再び連勝をスタートされたいところ。

 対する滋賀は現在4連敗中。今季通算8勝32敗と苦戦を強いられている。平均リバウンド数(38.9)ではB1リーグトップの成績だが、平均得点が69.9と18クラブ中17位に沈んでいる点が勝ち星を伸ばせていない要因に挙げられる。第15節にウカルちゃんアリーナで行われた“京滋ダービー”は1勝1敗の痛み分けとなった。しかし今節、滋賀は外国籍選手2名を入れ替え、ディオール・フィッシャーマーカス・ブレイクリーを双方合意の上で契約解除し、新たにNBAでも経験豊富なヘンリー・ウォーカー、198センチ108キロのアレン・ダーラムが加入。B1残留、得点力不足解消へ向け補強を行った。

 今節はチームトップの1試合平均20.9得点12.3リバウンドを記録しているガニ・ラワルに加え、どちらか1人の新外国籍選手をロースターに加えてくるだろう。京都には今季のBリーグで大いに躍動しているジュリアン・マブンガデイヴィッド・サイモンがいるだけに、滋賀にとっては新戦力がどれだけフィットしているか、外国籍選手同士のマッチアップで太刀打ちできるかが重要になる。約1カ月ぶりにハンナリーズアリーナに帰ってくる京都。2年連続のチャンピオンシップ進出だけでなく、初の地区優勝を達成するためには、しっかりとホームで連勝を収めたい。

■ロースター
・京都(ヘッドコーチ:浜口炎)
伊藤達哉
晴山ケビン
綿貫瞬
鶴田美勇士
岡田優介
玉木祥護
岸田篤生
シャキール・モリス
ジュリアン・マブンガ
内海慎吾
頓宮裕人
デイヴィッド・サイモン
片岡大晴

・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
西裕太郎
アレン・ダーラム
二ノ宮康平
紺野ニズベット翔
ヘンリー・ウォーカー
樋口大倫
高橋耕陽
荒尾岳
ガニ・ラワル
狩野祐介
伊藤大司
鹿野洵生
中村功平

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