2019.03.15

千葉ジェッツはCS進出へ王手、シーホース三河は相手PGへのディフェンスがカギ

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千葉ジェッツvsシーホース三河(@千葉ポートアリーナ)
第1戦:3月16日15時5分、第2戦:3月17日15時5分

 現在38勝7敗でリーグ全体1位の千葉ジェッツは、次節にもチャンピオンシップ進出が決まるところまできた。

 アルバルク東京のホームに乗りこんだ前節の好カードは、スタートダッシュに成功すると終始ペースを握って快勝。試合開始33秒に石井講祐が3ポイントでチーム初得点を挙げ、そこから一気に11-0のランに成功。最初の10分間で27-12と大差をつけ、一時差を詰められた第3クォーターでは早めのタイムアウトで流れを断ちきる。すると、相手のミスも助かり、さらにリードを広げてそのまま76-62で勝利した。この試合では石井の3本を筆頭に、3ポイントが計10本の45.5パーセントと効率よく決まった。また、チームハイの20得点を挙げたジョシュ・ダンカン、落ち着いたゲームメイクを見せた西村文男らベンチスタートのメンバーもしっかりと仕事を果たし東地区首位の貫禄を示した格好となった。

 今節、ホームに戻る千葉が第1戦でCS進出を決めるには、勝利を収めるか、もしくは他会場の名古屋ダイヤモンドドルフィンズが敗戦した場合。千葉が対峙するのは現在中地区3位のシーホース三河だ。その三河、前節の三遠ネオフェニックス戦では5試合ぶりにエースの金丸晃輔が復帰。桜木ジェイアールが不在となる中、金丸が33得点と火を吐き、アイザック・バッツが15リバウンド、ケネディ・ミークスが14リバウンドでゴール下を支えて連敗を「3」で止めた。

 この勝利で三河はCS出場圏内のワイルドカード2位に浮上したが、まだまだ油断できない状況。千葉とは今季のレギュラーシーズン最初で最後の戦いとなる。現在5試合連続スタメン出場中の岡田侑大は、その直近5試合でいずれも15得点以上を記録し好調をキープ。千葉相手でも金丸とともに攻撃をけん引できるかに注目が集まる。また、生原秀将狩俣昌也が、富樫勇樹と西村を自由にさせないことも勝利への必須条件となるだろう。

 5連勝中の千葉は、前節のイメージを崩さず立ちあがりから主導権を握れば勝機は十分。相手のペースに合わさず、積極的にファストブレイクを仕掛けていきたい。守備では三河の得点源をマークする石井講祐アキ・チェンバースがキーマンだ。

■ロースター
・千葉(ヘッドコーチ:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
マイケル・パーカー
田口成浩
トレイ・ジョーンズ
大宮宏正
アキ・チェンバース
西村文男
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
石井講祐
原修太
小野龍猛

・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
ジェームズ・サザランド
ケネディ・ミークス
狩俣昌也
アイザック・バッツ
村上直
森川正明
西川貴之
金丸晃輔
松井啓十郎
加藤寿一
岡田侑大
桜木ジェイアール
生原秀将
熊谷航

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