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マイケル・パーカーが日本史上初の通算8000リバウンド達成…群馬は劇的勝利で快挙に華

B1第14節、島根スサノオマジックとのGAME2で個人通算8000リバウンドを達成したマイケル・パーカー[写真]=B.LEAGUE
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 12月22日、B1東地区の群馬クレインサンダーズに所属するマイケル・パーカーが、日本では史上初となる個人通算8000リバウンド(Bリーグ開幕以前のトップリーグ記録含む)を達成した。

 パーカーは「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第13節の終了時点で、大記録まで9リバウンドとしており、21日に開催された島根スサノオマジックとの第14節GAME1で7リバウンドを記録。快挙達成まで残り2本として、22日のGAME2に臨んでいた。

 前日同様にGAME2もベンチスタートだったパーカーは、第1クォーター終了間際にディフェンスリバウンドを拾い大記録にリーチをかけると、勝負の第4クォーター残り7分21秒のディフェンスリバウンドで節目に到達。12月5日に43歳の誕生日を迎えた大ベテランが日本のバスケットボール史に名を刻んだ。

 2015年に帰化したパーカーは、200センチ102キロのパワーフォワード。2008年に当時bjリーグに所属していたライジング福岡(現B2ライジングゼファー福岡)に加入すると、この日の対戦相手である島根や千葉ジェッツなど複数球団を渡り歩き、2020-21シーズンから群馬に移籍した。

 2017年にスティール王に輝くなど、年齢を重ねてもその嗅覚は衰えず、群馬在籍5年目となる今シーズンも全盛期と比べプレータイムこそ減らしているものの、チームの勝利に貢献するプレーを披露し続けている。

 快挙を達成したこの日も、終わってみれば22分11秒のプレータイムで8得点6リバウンド2アシスト1スティール1ブロック。後半の勝負どころで流れを手繰り寄せるパフォーマンスが光り、細川一輝の決勝ブザービーターもアシストした。自ら劇的勝利を呼び込み、快挙に華を添えてみせた大ベテラン。そのプレーぶりは、まだまだ一線級で輝きを放っている。

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