2024.02.01
12月22日、各地で「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第14節のGAME2が開催され、滋賀レイクスがサンロッカーズ渋谷に90-88で勝利。10月19日の第3節GAME1、琉球ゴールデンキングス戦以来となる白星をつかみ、開幕6戦目から続いていた連敗を「18」でストップした。
トンネル脱出を目指してきた滋賀は、第1クォーターから得点源のブロック・モータムが4本の3ポイント成功を含む16得点6リバウンドと躍動し、12点ものリードを奪うと、第2クォーターも2桁点差をキープし、49-36で前半終了。
ハーフタイム明けに0-8のランで猛追され、第4クォーター残り5分には長距離砲が当たりだしたSR渋谷に逆転を許したが、10試合ぶりに先発起用されていた岡田泰希が正念場で連続3ポイントを成功し一進一退の展開に。3点リードしていた残り10秒に同点とされたものの、直後のタイムアウト明けのオフェンスで、マークを振り切りスルスルとペイント内に潜り込んだ岡田が値千金のレイアップを成功。最後は1ポゼッション差を死守し、最終スコア90-88で待望の白星を手にした。
滋賀は、開幕当初からチームを支えてきたモータムが33得点11リバウンドでダブルダブルを記録し、決勝点を含め第4クォーターだけで11得点を挙げた岡田が19得点をマーク。マーキース・カミングスも16得点5リバウンド4アシストと存在感を示した。
長らく連敗が続いていた滋賀にとっては、今シーズン最多90得点での粘り勝ち。この日もターンオーバーからの失点は目立ったが、モータム、岡田、常田耕平らを中心に今シーズン最多となる16本の3ポイント(成功率55.2パーセント)を成功。最終盤は攻守に走り負けず、64日ぶりとなる白星をもぎとった。
一方、中地区の首位争い参戦をうかがっていたSR渋谷は、ジョシュ・ホーキンソンが35得点、アンソニー・クレモンズが23得点9アシストとチームをけん引したものの、土壇場で踏ん張りきれず痛い敗戦。90失点したのは、10月26日の第5節GAME1・京都ハンナリーズ戦(●96-99)、12月1日の第9節GAME2・宇都宮ブレックス戦(●70-92)に続き、今シーズン3度目となった。
■試合結果
SR渋谷 88-90 滋賀
渋谷|15|21|25|27|=88
滋賀|27|22|19|22|=90
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