【B1第15節 見どころ】2024年を締めくくる2連戦…島根を迎え撃つ千葉Jは富樫勇樹の躍動に期待

「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」のB1第15 節は、2024年を締めくくる2連戦。最注目カードはLaLa arena TOKYO-BAYで行われる千葉ジェッツvs島根スサノオマジックだ。現在はそろって地区首位を2勝差で追走。両チームともにケガによる離脱者を抱える中、総力戦を制するのは果たしてどちらか。

　12月以降の千葉Jは、ここまでリーグ戦4勝5敗と足踏み。ディー・ジェイ・ホグとジョン・ムーニーらの離脱が響いている印象だ。しかし、前節の大阪エヴェッサ戦はクリストファー・スミスが2試合で合計59得点をマーク。第2戦ではジョナサン・ウィリアムズがキャリアハイとなる25得点を挙げたほか、菅野ブルースが今シーズン3試合目の出場で初スタメンを飾るなど収穫もあった。

　一方の島根も、12月は3勝6敗とブレーキがかかり西地区2位に後退。年内最後のホーム戦となった群馬クレインサンダーズとの第14節は、初戦で54得点に抑え込まれると、第2戦では相手のブザービーターで競り負けて連敗が「3」に伸びた。

　前節のGAME1では、互いにリバウンド本数が30本以下にとどまり敗戦。そのため、ゴール下の争いを制することができるかが1つのカギを握る。千葉Jが島根のハードな守備を攻略するには、3ポイントシュートからの得点も必要不可欠だ。期待がかかるのは富樫勇樹。4試合連続で1ケタ得点が続いているキャプテンには、本拠地で本来の姿を披露して勝利を呼び込んでほしい。

第14節終了時点で1試合平均11.6得点を記録している金丸晃輔［写真］＝B.LEAGUE

　西地区首位を維持して新年を迎えたい琉球ゴールデンキングスは、水曜日の東アジアスーパーリーグ（EASL）を経て京都ハンナリーズを迎え撃つ。第7節の対戦では6点差で勝利を収めたが、今回は日程面でハンデを背負う。現在の京都は岡田侑大、アンジェロ・カロイアロが持ち前の得点力を発揮中。特にハンドラーの役目も担う岡田には細心の注意が必要であり、今節は脇真大と荒川颯がディフェンスでチームに流れを呼び込めるか注目したい。

ここまでリーグ戦全試合に出場している琉球の脇真大［写真］＝B.LEAGUE

文＝小沼克年

■B1第15節 試合日程
・秋田ノーザンハピネッツvs大阪エヴェッサ（＠CNAアリーナ☆あきた）
GAME1：12月28日（土）14時5分〜 GAME2：12月29日（日）14時5分〜

・千葉ジェッツvs島根スサノオマジック（＠LaLa arena TOKYO-BAY）
GAME1：12月28日（土）14時5分〜 GAME2：12月29日（日）14時5分〜

・広島ドラゴンフライズvs宇都宮ブレックス（＠広島サンプラザホール）
GANE1：12月28日（土）14時5分〜 GAME2：12月29日（日）14時5分〜

・佐賀バルーナーズvsファイティングイーグルス名古屋（@SAGAアリーナ）
GAME1：12月28日（土）14時5分〜 GAME2：12月29日（日）14時5分〜

・仙台89ERSvs長崎ヴェルカ（＠カメイアリーナ仙台）
GAME1：12月28日（土）15時5分〜 GAME2：12月29日（日）14時5分〜

・群馬クレインサンダーズvsアルバルク東京（＠オープンハウスアリーナ太田）
GAME1：12月28日（土）15時5分〜 GAME2：12月29日（日）15時5分〜

・三遠ネオフェニックスvs横浜ビー・コルセアーズ（＠豊橋市総合体育館）
GAME1：12月28日（土）15時5分〜 GAME2：12月29日（日）15時5分〜

・名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs サンロッカーズ渋谷（＠ドルフィンズアリーナ）
GAME1：12月28日（土）15時5分～ GAME2：12月29日（日）15時5分～

・レバンガ北海道vsシーホース三河（＠エスコンフィールドHOKKAIDO）
GAME1：12月28日（土）15時10分〜 GAME2：12月29日（日）14時5分〜

・川崎ブレイブサンダースvs茨城ロボッツ（＠川崎市とどろきアリーナ）
GAME1：12月28日（土）18時5分〜 GAME2：12月29日（日）16時5分〜

・琉球ゴールデンキングスvs京都ハンナリーズ（＠沖縄アリーナ）
GAME1：12月28日（土）18時5分〜 GAME2：12月29日（日）18時5分〜

・滋賀レイクスvs越谷アルファーズ（＠滋賀ダイハツアリーナ）
GAME1：12月29日（日）14時5分〜 GAME2：12月30日（月）14時5分〜