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2030年のバスケ女子W杯招致へ「日本で大きな大会を」“JBA100周年の節目”立候補の方針

昨年7月のニュージーランド戦には女子日本代表戦史上最多となる史上最多1万1624人が来場した[写真]=伊藤大允
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 1月21日、日本バスケットボール界の改革を主導してきた「JAPAN 2024 TASK FORCE(タスクフォース)」の活動終了会見で、日本バスケットボール協会(JBA)が『FIBA女子バスケットボールワールドカップ2030』の招致を目指す方針であることがわかった。

 会見に出席したFIBA財務担当理事のインゴ・ヴァイス氏は、タスクフォースの活動終了について語った後、突然、JBAが招致を検討していることについて言及。「もしこれが実現するようであれば、素晴らしい大会になると思います。日本は素晴らしいものを準備してくださると確信しております」とコメントした。

 会見に同席したJBAの三屋裕子会長は、この発言を受けて「実は昨年から何か日本で大きな大会を開きたいなというのがあって。2030年はちょうどJBA100周年。この記念に大きな大会を招致したいということはかねがね思っておりました」と明かした。

 あくまで現時点では「相談ベースの話」とも語り、「いくつか招致に手を上げているところもございますので、これから招致活動をしていく。色々な準備もございますので、こちら側の準備が整い次第、立候補として手を上げたいなと思っております」と説明した。

 日本で行われた国際大会としては、2023年夏に沖縄アリーナを含め3カ国共同開催された『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』が記憶に新しいが、「実は2023の沖縄のときも招致活動に手を上げたのが2017年」と三屋会長。「ちょうど6年かかってやっておりますので、だいたい今から準備して招致活動をして大会の準備をしないと間に合わないだろうということで、今年あたりに少し本格的に動き始めたいというところ」と話した。

 なお、オセアニアを除くアジアで女子ワールドカップが開催されたのは、2002年の中国が最後。以降はブラジル、チェコ、トルコ、スペイン、オーストラリアで行われ、次回の2026年大会はドイツで開催されることが決まっている。

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