2025.02.19

信州ブレイブウォリアーズ、“平日昼開催試合”で入場者数5533人…勝久マイケルHC「最高の雰囲気でした」

18日の山形戦を『KIDS DREAM DAY』として開催 [写真]=B.LEAGUE
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 2月18日にホワイトリングで「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B2第22節第2戦が行われ、信州ブレイブウォリアーズ山形ワイヴァンズと対戦。89-83で勝利を収め、ホームで同一カード連勝を飾った。

 信州は一時15点のビハインドを背負ったものの、第3クォーター中盤以降にクロスゲームに持ち込み、接戦をものにした。ペリン・ビュフォードが21得点10リバウンド8アシスト2スティール、ウェイン・マーシャルが20得点8リバウンド4アシスト、栗原ルイスが15得点を記録。9得点5アシストの生原秀将、8得点6アシストの石川海斗がゲームを組み立てれば、三ツ井利也アキ・チェンバースが要所で3ポイントシュートを沈め、狩野富成も3ブロックと活躍した。

 山形との第2戦は『KIDS DREAM DAY』として開催された。今シーズン2度目(通算3試合目)の開催となった同イベントは、パートナー協賛企業、長野市と連携し、市内の小学生、中学生約5000人を無料招待。観戦体験の場を創出することなどを目的に、課外活動の一環として子どもたちが参加しやすい平日昼間の時間帯に実施された。

 Bリーグでも例を見ない取り組みでは、13時5分ティップオフにも関わらず入場者数5533人を記録。『KIDS DREAM DAY』開催試合では5542人、5513人と、3試合連続で5500人を超える結果となった。

 子どもたちはビュフォードの豪快ダンク、栗原の3ポイントシュート、マーシャルのブザービーターなどに大盛り上がり。また、アリーナMCの声に合わせてエールを送った。

 試合後の会見に登壇した勝久マイケルヘッドコーチは「まずKIDS DREAM DAYは最高の雰囲気でした」と切り出し、「山形さんはタフで素晴らしいチームだと思っています」とコメント。ターンオーバー、セカンドチャンスからそれぞれ20失点を喫したことにも触れ、「本当にタフな試合でした。ディフェンス面やリバウンド面でより成長していきたい気持ちがありますけど、こういった競った試合で数々のビッグショットを決め、ステップアップして、素晴らしいハートを持ってプレーしました」と選手を称えた。

「一番大事と見える時間帯のビッグショットだけではなく、試合をとおして『ここで決めてなければちょっと悪い流れになって、相手に流れを持っていかれそう』という時に何人もビッグショットを決めました。それは第4クォーターでもそうです。何人もの選手がステップアップして、ハートを見せたいい試合だと思うので誇らしいです」(勝久HC)

 子どもたちの後押しを受けながら勝利をつかんだ信州は、第22節を終えて28勝13敗で東地区2位。同3位の富山グラウジーズとは2ゲーム差、同4位の福井ブローウィンズとは4ゲーム差と、「りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25」進出に向けて負けられない試合が続く。

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