2025.02.20

現場の声を聞きに京都と三河へ出張…Bリーグ・島田チェアマン“置いてけぼりにしない”改革へ

『島田のマイク』第224回が配信
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 2月20日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第224回が配信。今回は島田チェアマンによる京都ハンナリーズシーホース三河への出張報告を中心に、各地域で行ったファンとの交流の様子を語った。

 2024-25シーズン開始から、ファンとの交流機会を作ることを公言していた島田チェアマン。その意図について、「私もチェアマン5年目にして、スポンサーとかオーナーとか、市長とか知事とか、ビジネスサイドの動きを徹底してやってきました。一方で、Bリーグは色々と改革を進めていくじゃないですか。そんな時に、ファンの皆さんが置いてけぼりにならないようにしなきゃいけない」と、日本のバスケ業界をけん引する立場として、Bリーグを支える人々の想いを拾い上げていきたいとファンへ寄り添う言葉を伝えた。

 京都のホームゲーム後にファンクラブの上位会員約20名が参加した交流会では、Bリーグの改革に関する前向きな意見が多く交わされた。島田チェアマンは「B.革新についてのネガの話みたいなのはほぼなかったですね。むしろ応援してます的な感じだし、ドラフトとかの中身ってどうなるんですかとか、各論でまだ発表してないところ、聞かせてほしいですとか」と手応えを語った。

 続いて向かった三河では、ハーフタイムショーのクラブ所属タレント・タツヲとの共演で“島田チェアマンマスコット化計画”が発表された。島田チェアマンは「直前にさらっと聞いたんですよ。タツヲンtheステージに出るってことは了解したけど、何をするかというのは分からなかった」と、予想外の展開に戸惑いながらも、ショーではタツヲのヘアバンドを着用し、自身の故郷・新潟県村上市の名物である大きな鮭の切り身の小道具を持って、決め台詞となる「シマっていこ〜」と掛け声を披露した。ファンにも好評だったようで、「試合が終わってウロウロしていたんですけど、過去一ファンサをする機会がありました。子どもも『シマヲ〜!』って言いながら来たり」と、改めてマスコットのパワーを島田チェアマンも感じとったようだ。また三河でも試合後にファンとの交流会に参加した島田チェアマンは「絶対みんなね、飲み会終わった後、私のこと友達だと思ってますよ」と、濃密なひと時を過ごしたことを明かした。

 出張の最後には、2028年完成予定の三河安城の新アリーナ建設予定地も視察。アイシンが所有する工場の跡地であり、日本で初めて民間の土地に公共の施設を建設予定ということでメディアからの注目も集まっている。島田チェアマンは「すごい広い土地で、クラブハウスとかも作るんですよ。敷地内にサブアリーナ、クラブハウス、フロントも入って、選手たちの練習場やロッカーもあり、フロントのビジネスサイトと、ジムとか全部いっぺんにいれるんですよ、すごくいいですよね」と、説明。さらに大型商業施設ららぽーとにも近接しており「このアリーナを通した街づくりみたいなことや、安城市の発展に間接的に関与するようなことができるんだろうな」と、地域発展への貢献にも期待を寄せた。

 今回のエピソードでは、京都ハンナリーズの松島鴻太代表取締役社長を中心とした充実した組織体制や、次に控える滋賀出張などについて語られた。

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