2025.02.06

篠山竜青・辻直人・安藤誓哉がラジオパーソナリティ体験…島田チェアマンをゲストに“理想の番組”を実現

『島田のマイク』第222回には現役3選手が出演
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 2月6日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第222回が配信。前回に引き続き、1月18〜19日に開催された『りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHI』で収録し、オールスターに選出された3選手を迎えての特別企画が実施された。

 篠山竜青川崎ブレイブサンダース)、辻直人群馬クレインサンダーズ)、安藤誓哉島根スサノオマジック)が出演し、『島田のマイク』第205回の配信で「もしラジオパーソナリティになったら、どんなラジオにしたいですか」というインタビューでの回答をもとに、それぞれが実際にパーソナリティとなった架空の番組を進行した。

 トップバッターの篠山は『篠山竜青のベストヒット歌謡祭』と題し、自身の好きな楽曲を3つあげ、曲にまつわる自身のエピソードを披露。1つ目は松たか子の『明日、春が来たら』で、「この曲の心地のいいメロディーと、そろそろ冬が終わって春が来るのかななんて思わせる歌詞が、すごく自分の中でグッとハマッて。冬の終わり頃、2〜3月ぐらいから気づくとサブスクなどでこの曲を聞いていることが多い」と、忙しいオンシーズン中の季節の移り変わりを感じるひと時を伝えた。2つ目はハナレグミの『家族の風景』。妻におすすめされて好きになった曲だったが、ある時の代表活動の海外遠征の機内で映画『blank13』を見ていた時のこと、「すごいいい映画だなと思っていたら、エンディングでかかったのがこの曲のカバーだったんですよ」と、偶然の出会いから特にお気に入りの曲となった経緯を明かした。3つ目は竹原ピストルの『オールドルーキー』で、「歳を経ていけば経ていくほど、響きます」と、しみじみ語った。朝一番の収録にもかかわらず、抜群のエンターテイナー性を発揮した篠山に、島田チェアマンは「会った瞬間、若干眠そうな感じがあったとも思えない軽快なトークですし、パーソナリティやってみたらどうですか」と、太鼓判を押した。

 続いて出演した辻は『辻の心のサービスエリア』と題し、心の悩み相談をテーマに進行。島田チェアマンの「疲れが取れない」という悩みに対して「お休みと言っても1〜2日休んでも、身体は休まってもメンタルが、やっぱりどうしても(疲れが)抜けきらないていうのは、僕本当にわかります」と共感を示しつつ、「好きな人に会ってもらいたいな。心を許せる友だったり、尊敬する人だったりいらっしゃると思うので、そういう方とご一緒にいる時間を作っていただけたら、現実から離れた空気感を味わえてメンタルがリフレッシュできるんじゃないかな」とアドバイスを送った。また、社会人になると新たに出会った人も友達というよりかはビジネスの上での関係性になってしまいがちであるという話題に話が及ぶと、辻は「オールスターに来て、高校の時から、大学の時から知っている選手がいるので。どちらかというと(選手たちは)ビジネスパートナーというよりかは友達に近いので、本当にこのオールスター心から楽しんでいると思います」と、普段周りを沸かせるお祭り男が年に一度の祭典に参加できる機会を大事に思うナイーブな一面を垣間見せた。さらにプロアスリートのセカンドキャリアとしても注目されるラジオ番組に、辻は「(今回の体験で)いいアウトプットもできてよかった」と手応えを語った。

 最後に登場した安藤は、島田チェアマンをアシスタントに『安藤のマイク』的ポッドキャスト番組を進行。安藤は「NBA選手が大きいマイクの前に座りながら、引退選手や現役選手含めて、ああでもないこうでもないとか話をするのめちゃくちゃ流行ってるじゃないですか」と、海外でプロ選手たちが行っているポッドキャストへの憧れと、日本では選手主体の番組が少ないことを指摘。島田チェアマンは「例えばYouTubeとかでもなんでもそうですけど、ある程度(視聴数や利益が)回らないとビジネスとしてはなんともならないような段階でも、プロの選手が番組をやったらめちゃめちゃ回るからね。我々が作り込むより、自分たちでさりげなくやってた方が回るから、絶対やった方がいいと私は思ってますね」と、賛同した。海外選手たちの番組では、過激な内容も取り上げられることも度々あり、賛否両論あるものの、結果的に拡散されることにつながっているという。安藤は「日本も色々な批判も良いことも含めて発信して、それが普通になっていくと、もっとプロ選手もやりやすくなる環境になるのかな。誰かが(選手主体となる番組を)やらないとダメかな」と、自身も挑戦してみたい意向を示した。

 番組最後に島田チェアマンは「パーソナリティの先輩としては、(番組を続けていくことは)実はそんな簡単じゃないぞということも1つ、あえてお伝えしたいなと思ってますけども、応援したいと思います」と締めくくった。

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