5時間前

即時発信からメディアを介した深い情報発信へ…島田チェアマン「開かれたBリーグでありたい」

『島田のマイク』第220回が配信
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 1月23日、Bリーグ島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第220回が配信。今回は島田チェアマンからの情報発信の在り方や、小学生リスナーから届いた手紙について語った。

 これまでBリーグや各クラブの情報発信として1000日以上続けてきた『note』の更新頻度を見直し、情報発信の軸を月1回のメディアブリーフィングへと移行することを島田チェアマンは明かした。一般的に理事会後のメディア対応の場は決められたテーマでしか語られないことが多いが、「私の場合、理事会で決まったことの共有というのは手短に。むしろ、何でも聞いてくれというフリートークにしている」と、通常の会見とは異なるスタイルを取っていることを説明。「あの時の試合のあのシーンは」「リーグが決めたあのことは」など、何が飛んでくるかわからない質問に対しても積極的に応答する姿勢を貫いているという。

 今回の情報発信転換の背景には、メディアを介してファンへの情報提供を確実かつ深く行っていきたい意向がある。「できる限り開かれたBリーグでありたい。その情報公開をしていくということにこだわっていきたい」としながらも、何か出来事が起きた際に公式な発信までにタイムラグが生じてしまうことについて、ファンへの理解を求めた。

「(Bリーグで)決まったことをリリースで発信するか、裁定等で判断を下されたものを発信するかという(伝えることができるタイミングが)決まってしまっているんですね。だから、ファンの皆様が知りたい微妙なものを公式で即時にリアクションできる機能がないのです。これまで、その役割を(島田チェアマン個人の)『note』で行ってきましたが、それを止めます。メディアの皆様に月1の場で、今までもやってきたことですが、理事会後の会見を強めにやって、さらに情報補完できるようにします」

 また、島田チェアマンは、これまで通り『島田のマイク』で自身の考えやリーグの状況説明は続けていくことに加え、『note』も各クラブへの出張時の様子など、重要な情報は適宜発信していく考えを示した。

 本編では、リスナーからの手紙が多数紹介される中、群馬県在住の小学生から届いた「バスケ業界に関わる仕事に就きたい」という将来の夢についての質問が特に印象的だった。バスケに関わる仕事をするために学歴の重要性を問われた島田チェアマンは「学歴云々は関係ないですよ」と断言。「大事なことはBリーグに入るためにというよりは、どこでも通用するような、自分の好きなことを頑張っていれば、そこで得られるものは大きい」とアドバイスを送った。

 今回のエピソードでは、トライフープ岡山の後援会から届いた相談や、全国ドライバー応援プロジェクトの一環としてトラックドライバーのプロ意識や安全への取り組みなどについて語られた。

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