2025.09.05
Bリーグは5月22日、琉球ゴールデンキングスのヴィック・ローが4・5月度の『B.LEAGUE Monthly MVP』(月間MVP)に選出されたことを発表した。琉球所属選手では、2022年11月度のジャック・クーリー以来の受賞となった。
現在29歳のローは、201センチ94キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。4/5月度はレギュラーシーズン全13試合に先発出場し、1試合平均15.6得点、フィールドゴール成功率50.7パーセント、3ポイント成功率41.8パーセント、プラスマイナス118を記録。期間中12勝1敗で西地区優勝に返り咲いたチームをけん引する活躍を見せた。
来日3年目で月間MVPに初選出されたローは、「このような素晴らしい賞をいただき、大変うれしく思います。Bリーグという舞台でプレーして3年の月日が経ちますが、これまでの私の努力が全て報われたと感じます。この素晴らしい環境で挑戦し続けることができているのは、コーチやチームメート、温かい声援を送ってくださるファンの皆さま、支えてくださる関係者の皆さまのおかげです。これからも皆さまへの感謝を胸に、全力でプレーを続けていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします」とコメントを寄せた。
選考委員長を務める佐々木クリス氏は、「ショットクロックがなくなる中で沈め続けたチームを救うタフショットの数々は、チームのエースとして快進撃をけん引。ダブルチームを送ればジャック・クーリーのオフェンシブリバウンドにつながるなど相手にとってはまさに悪夢。ディフェンスでの万能性も琉球のスリービッグラインナップをより強大な存在に引き上げていました。まさにオールラウンダーと呼べる活躍は素晴らしい、の一言に尽きます」と、琉球の原動力となっていたローの活躍ぶりを評価した。
また、選考委員の石崎巧氏も「ボール運びにプレーメイク、中外満遍ない得点スキルに加え、高いディフェンス強度も標準装備し、コーチ陣からの相手エースを封じてこい、という発注にも平然と納品する万能ぶり。近年需要の高まりが顕著なオールラウンダー界隈において最も価値を持つ存在、すなわちキングであると明言しても差し支えなさそうです」と、ローの万能ぶりを称賛。松島良豪氏は「琉球の強さである『団結の力』、そしてヴィック・ロー選手がその活躍から琉球を今後どう導いてくれるのか目が離せません」と、さらなる活躍に期待した。
「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」の月間MVP一覧は以下の通り。
2024年10月度 ライアン・ロシター(A東京)
2024年11月度 D.J・ニュービル(宇都宮)
2024年12月度 デイビッド・ヌワバ(三遠)
2025年1月度 ヤンテ・メイテン(三遠)
2025年2月度 比江島慎(宇都宮)
2025年3月度 ライアン・ロシター(A東京)
2025年4・5月度 ヴィック・ロー(琉球)
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