
2025.06.13
シャンソン化粧品シャンソンVマジックは6月2日、濱口京子アシスタントコーチの現役復帰を発表。2025-26シーズンから選手兼ACを務める。
8月に35歳の誕生日を迎える濱口は、181センチ76キロのセンター。2009-10シーズンにアイシンウィングスでWリーグのキャリアを始めると、三菱電機コアラーズでもプレーし、2023-24シーズンにシャンソンへ加入した。プレーオフを含めてWリーグ通算354試合に出場し、1532得点1509リバウンド254アシスト153スティール189ブロックを記録。現役復帰に際し、クラブを通じて次のようにコメントした。
「このたび2025-2026シーズンより、アシスタントコーチをしながら、選手としてもコートに立たせていただくことになりました。選手とコーチの兼任はWリーグでもあまり前例がないスタイルですが、今までとやることは大きく変わらないと思っています。選手たちと一緒に自分も動きながら教えたい。自分がコート内で動ける分、教えられる範囲が増えると考えています。選手、小笠原ヘッドコーチの双方とコミュニケーションをとりながら、良い架け橋になりたいと思っています」
「約一年前、選手を引退してアシスタントコーチに就任させていただいたものの、心の奥底には『まだ現役でいたい』という思いがくすぶっていました。『動けるうちは選手としてプレーし続けたい』という思いを抱えながら、アシスタントコーチとして充実した一年を過ごしました。正直、コーチ業務を経験すればその気持ちは薄れていくかもしれないと思っていたのですが、逆にプレーヤーとしての情熱は強まっていきました。様々なコーチ業務を全うする中で、選手としてプレーできる時間は限られていると改めて実感し、家族や関係者の皆さんからも『まだ選手として応援したかった』という声をたくさん受け取りました。その声にも後押しされ、自分の本心に正直になろうと決意し、現役復帰したいことを会社に伝えさせていただきました。そうした中で『コーチと選手の兼任でやってみないか』という打診をいただき、簡単ではないと理解しつつも、この気持ちに嘘はつけないと覚悟を決めました。コートの外からチームを支えた経験を、今度はコートの中で活かしたい。チームメイト一人ひとりの良さを引き出し、その成長を支えたい。そうした思いで、再び選手としての一歩を踏み出す決断をしました」
「選手としては自分が主張して前に出るというより、チームの安定剤としての役割を全うしたいと考えています。厳しい時間帯に大きく崩すことなく、しっかりと次のチャンスに繋いで、流れを変えられるような存在になりたいです。精神面でも他の選手たちの安定剤となれるように動きたいです。選手としては一年間休んでいるので、現役時代のパフォーマンスにどれだけ戻せるかという不安はもちろんありますが、精一杯頑張りたいと思います。アシスタントコーチとしては、選手一人ひとりと向き合い、それぞれに合ったアプローチの仕方で、自分なりに指導していきたいと考えています。選手としても、コーチとしても、チームを上に上げることが大切です。ヘッドコーチが新しくなったことで、バスケットのスタイルも変わると思うので、いち早くヘッドコーチの思いを理解して選手たちに伝えていきたいと思います。また、現在Wリーグには私と同じ立場の人がいないので、自分が良いロールモデルとなっていきたいです」
「シャンソンVマジックを支えてくれている皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも過ごしていきたいと思っています。アシスタントコーチとしてはもちろん、選手としても、チームを勝利へ導けるように戦っていきたいです。若手選手を含めたチーム全体の底上げをしっかりとサポートし、自分自身も成長できるように頑張っていきますので、今シーズンも皆さん熱い応援をよろしくお願いします」
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