吉田舞衣とウチェがWリーグ自由契約選手に…元日本代表も新たにリスト入り

ベスト5に選出された実力者が自由契約選手リストに [写真]=Wリーグ

　Wリーグは5月19日、自由契約選手リストを更新。新たに4人が公示され、2人が抹消された。

　公示されたのは本川紗奈生（デンソーアイリス）、イゾジェウチェ、吉田舞衣（ともにシャンソン化粧品シャンソンVマジック）、アンモールプリートコール（山梨クィーンビーズ）の4人。抹消された池田沙紀と出原菜月はともに山梨クィーンビーズと契約を結び、残留が決まった。

　本川は数々の国際大会に出場した33歳の元日本代表。2020－21シーズンにシャンソンからデンソーに移籍し、「大樹生命 Wリーグ 2024-25シーズン Wプレミア」では22試合の出場で1試合平均2.7得点1.5リバウンド1.1アシストを記録した。

　現在20歳のウチェは、ナイジェリア出身のビッグマン。2024－25シーズンは16試合の先発を含む28試合に出場し、同14.6得点9.9リバウンドにリーグ最多1.8ブロック、リーグトップ57.2パーセントのフィールドゴール成功率を挙げた。

　4月に27歳の誕生日を迎えた吉田は、176センチ69キロのスモールフォワード。八雲学園高校、拓殖大学を経て、2020－21シーズンにシャンソンでWリーグのキャリアをスタートさせ、2024－25シーズンは28試合の出場で同11.5得点5.1リバウンド2.4アシストの活躍を見せた。ウチェと吉田はシーズンベスト5に輝いた実力者。今後の去就に注目が集まる。

　インド代表歴を持つコールは、180センチ90キロのパワーフォワード。2023年1月にアーリーエントリーで大阪体育大学から山梨QBへ入団し、Wフューチャーを戦った2024－25シーズンは22試合の出場で同6.8得点5.8リバウンド1.1アシストをマークした。

　なお、本年の自由契約は19日をもって最終公示。今後は公示選手の選手同意書が提出された場合、リストから抹消される。