2025.06.11

渡邊雄太が日本代表“不参加”の理由説明「この夏は一から体を作り直す事に専念」

パリ五輪では日本代表の主軸を担った渡邊雄太[写真]=fiba.basketball
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 6月11日、バスケットボール男子日本代表の候補選手から外れた渡邊雄太千葉ジェッツ)がXアカウントを更新し、「この夏は自分勝手ながら代表には参加しない事になりました」とコメントした。

 同日に日本バスケットボール協会(JBA)が今年8月に開催される『FIBAアジアカップ2025』に向けた男子日本代表候補42名を発表。富樫勇樹(千葉J)や馬場雄大長崎ヴェルカ)ら実績ある選手に加え、史上4人目のNBAプレーヤーとなった河村勇輝(メンフィス・グリズリーズ)、今年2月に“代表引退”の意向を表明していた比江島慎宇都宮ブレックス)も名を連ねた一方で、パリ2024オリンピックで主軸を担った渡邊はリストから外れていた。

 渡邊は昨夏のBリーグ参戦を期に自身のXアカウント(@wacchi1013)をマネージャー管理としていたが、この日は「本人です」と切り出し、JBAの代表候補選手発表の投稿をリポスト。「この夏は自分勝手ながら代表には参加しない事になりました。昨年オリンピック前からの度重なる怪我もあり、現状まだ体が万全でなく、この夏は一から体を作り直す事に専念させていただきます。アジアカップに出れないのは残念ですが、この夏で成長した姿をまた皆様にお見せします」と説明した。

 Bリーグ参戦1年目だった今シーズンの渡邊は、開幕早々に左足関節捻挫、シーズン後半には左腓腹筋筋損傷で負傷離脱した。レギュラーシーズン60試合中35試合の出場にとどまり、1試合平均13.3得点5.5リバウンド1.5アシストの成績。年間王者を決めるチャンピオンシップもクォーターファイナルは出場できず、復帰したセミファイナルも3試合いずれも途中出場だった。

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