2025.06.19
Bリーグは6月19日、2026年から始まるリーグ構造改革『B.革新』のレギュレーションについて、一部変更されたことが発表された。変更されたのは下記4点。メディアブリーフィングに出席した島田慎二チェアマンが各点について説明した。
1.U22枠選手制度 登録人数の拡張
2.NCAA所属選手のドラフト参加要件
3.ドラフト対象選手のBプレミアクラブへの期限付き移籍制限
4.契約交渉期限までに契約締結に至らない場合のドラフト指名選手の取り扱い
U22枠選手の扱いについて、2026-27シーズン以降は、「登録2名/エントリー2名」としていたが、ユース所属選手へのチャンス増加のため、「登録4名/エントリー2名」に変更されることに。
2026年1月から始まるBリーグドラフトに参加する選手はドラフト志望届の提出が必要だが、NCAA所属選手に限っては志望届の提出を必要とせず、クラブが一方的に指名することを認める特例運用が新設された。これは各国プロリーグのドラフトを志望し、ドラフトコンバインの10日後までに志望を取り下げなかった場合に、NCAA大会への出場が認められなくなるというNCAA規定を鑑みての決断。選手側が不利益を被らないためのルールとなる。
3点目のドラフト対象選手の期限付き移籍制限については、前シーズンのドラフト対象選手のBワンおよびBネクストからBプレミアへの期限付き移籍を禁止するというもの。島田慎二チェアマンは「Bワンに行っておいて(Bプレミアに)期限付き移籍していたら、結果“ドラフト逃れ”のような状況が生まれてしまうよねということ」と説明。ただ、ドラフトで指名漏れした選手については、このルールの対象とならない。
そして、契約交渉期限までに契約締結に至らない場合のドラフト指名選手の取り扱いについて。1月のドラフト指名後、3月末(NCAA選手は6月末)までが契約交渉期限となっているが、選手側に一切の責がなく契約に至らなかった場合、選手が希望する限り、交渉を希望するクラブを募って交渉権抽選が行われる。ただ、仮に選手側が入団拒否をした場合はこの対象とならず、翌シーズンのBプレミア所属クラブにおける選手活動は認められない。あくまでリーグが調査した上でクラブに責があると認められた際に、選手を“救済”するためのルールという位置づけになる。
2025.06.19
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